【詩】かぼちゃのハロウィン
月が鈍く光る晩秋の夜、
畑の片隅、パンプキンたちはざわめく
ここは人気のない場所、静まり返って
だけど、今夜ばかりは何かが違う。
「おい、お前、顔が曲がってるぞ!」
小さなかぼちゃが
大きなかぼちゃを指さしてクスクス
「お前だって!
切れ目がバラバラじゃねえか!」
不気味だけど、なんだかおかしい光景
ちょっと大きめの
パンプキンがぼそっと言う
「オレ、今日の顔、
ゾンビっぽくしてみたんだぜ。」
「あーあ、またそれかよ。
お前はホラー担当か?」
隣のかぼちゃがからかうけど
どこか嬉しそう...
そこへ、ヒョコヒョコと現れたのは
小ぶりなかぼちゃ
愛称は“ころころ”
彼が皆の前に転がり出て
「見てよ!オレの歯!」
にっこり笑ったつもりが
歯は全部ガタガタ...
「ひぃ〜!」と叫ぶパンプキンたち
でもその顔も、恐怖というより喜びが滲む
大笑いするやつ、驚いて固まるやつ
みんなが揃って、わちゃわちゃ状態...
そこへ風がゴォーっと吹き抜けて、
木々が揺れ、影が揺らめく
するとパンプキンたちは一瞬静まり
「もしかして、本物のお化け?!...」
とささやき合う
でも、その静寂を破るように
「わぁ!」と飛び出したのは…ただの猫。
「なーんだ、またお前かよ!」
みんなでホッとしつつも、また大笑い。
こうして続く、パンプキンたちの夜会
静かなはずの畑で
笑い声とささやきがこだまする....
今夜も騒がしい
パンプキンのハロウィンナイト
By MakoCafe
あとがき
やっぱり
ハロウィンはかぼちゃ🎃ですね💕︎
【朗読フリー】
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せっかく読んで頂いたのに
自分が聞けないのは悲しいです😭
⚠️注意⚠️
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