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【詩】Miyaの手帳は何処に?

朝の光が差し込む部屋で  
Miyaが大騒ぎを始めた  
「手帳がない!手帳がない!」  
そんな叫び声が響き渡る

キッチンのテーブル、ソファの隙間  
本棚の裏までくまなく探す  
「ここにもない、あそこにもない」  
まるで探偵のような表情で

犬もびっくりして飛び起きる  
猫はひっそりと隅っこで笑う  
「Miya、また始まったのか」と  
家族も呆れ顔で見守る

カバンの中身をひっくり返し  
クッションの下まで手を伸ばす  
「こんな所にあるわけない」と  
思いながらも手探りで

掃除機に吸い込まれたのかと  
ゴミ箱を逆さにしてみたり  
冷蔵庫の中までチェックするけど  
手帳の姿はどこにもない

最後には家中のすべての部屋を  
片っ端から探し回る  

「もう無理だ、諦めよう」と  
疲れ果ててソファに倒れ込む

ふと気づくと、そこにあったのは  
Miyaの大きなカバンの底  

「こんな所に隠れてたのか!」と  
叫びながら手帳を取り出す

カバンの奥底、暗い洞窟  
その中で静かに待っていた  
まるでMiyaの冒険を楽しんでたかのように  
手帳は静かに笑っている

「こんなところにいたんだね」  
Miyaは手帳を握りしめ  

「次は絶対に忘れない」と  
誓いを立てるけれど...

次の日の朝、また聞こえる  
「あれ、手帳がない!」の声が...
 
Miyaの家では日常茶飯事  
手帳探しのたびが続く...

こうして今日も、Miyaの手帳は  
カバンの底でひっそりと  

Miyaの次なるたびを  
楽しみに待っているのです

By MakoCafe

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あとがき

勝手なイメージです😅

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