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#15.モンベリアードがいっちゃん好き
こんにちは。浜中町もかなり暑くなってきて、昼は20℃近くまで上がり、牛たちは暑そうにしています。昨日から送風機バンバン回してます。
繁殖検診
今日は2週間に1回の繁殖検診でした。
うちの牧場では中標津のトータルハードマネジメントサービスさんにお願いしています。
今日はエコー画像を見せてもらいながら受胎の判別やオスメスの判別を教えていただき、一緒に回らしてもらいました。
獣医師さんは瞬時に見極めて、どう対応するまでもあっという間でした。
エコー画像もなにがなんだか全然わかりまん。終盤は胎児の確認、オスメスの判別も少しはできるようになっていたかなって感じです。
将来的にはもりSさんがエコーをもってたかはしが記録記入をしたいと勝手に思っています。 勝手にね
発情発見率
うちの牧場では発情発見を目視で意識し、LELYの発情発見器と合わせて行っています。発情を発見したらFarmnoteさんのクラウドで共有し、次回の発情まで予定に設定します。設定するというよりアプリが勝手に設定してくれます。
そのため毎日発情に気をくばり、習慣になります。
ベッド掃除の際は粘液や排血に意識し、その際もクラウドに挙げていきます。
数百頭の牛の発情管理は人間のパフォーマンスでは対応できないので使えるものはすべて使っていきます。
まだ使いきれてないけど!
酪農家の意識改革
繁殖検診の後は事務所で獣医師さんが少し講習をしてくださいました。
酪農家が授精から移植にシフトしていく重要性、そのためにその土台作りで普段の繁殖、牛郡管理など仕事の質や感覚も再確認できました。
乳代と個体販売を主な収入源にしている酪農家は繁殖成績が収入に直結しており、繁殖に重点を置いて普段の動きをしているもりSさんの考えがよくわかります。
自分は牛群改良が一番興味があり、その過程に繁殖があるので今行っていることは猛烈に楽しいです🔥
これから数年間で
・病気をしない
・繁殖成績がいい
・乳量が出て長命連産etc
に牛群が変わっていくと思うと楽しみです。
モンベリアードの可能性
うちにはメスのモンベリアードが10頭以上います。
モンベリアードはフランスの種で、とにかく体が強いです。
首が太く頭が大きく、前駆姿勢のためすごいゴリゴリに見えます。
実際にうちにいるモンベたちは哺乳期での大きなトラブルはなく、獣医にかかったことがありません。たまたまかもしれませんが下痢しても次の日には治ってぐびぐびミルクを飲んでるって感じです。
たまたまに感じられないくらい強い!タフ!
乳量はホルスタインに劣りますが、事故が少ないため安定して産次を重ねてくれるので長期で見たらホルスタインよりと戦える生産性を持っています。
一番早く生まれたモンベは月齢9カ月くらいからもう付けられるねって繁殖検診でいわれてました。
まだ全頭育成牛で経産牛にはいませんが、これから種付けをして、分娩と搾乳など、どんな成績や個性を見してくれるか楽しみです。
ちなみに受胎もいいらしいです。万能すぎ!
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1頭目の授精牛妊娠鑑定マイナス
5/11にたかはしが初めて授精した4378は今日発情が来て、妊娠は否定されました。悲しいけど仕方ない。
とりあえず今のところ授精6の受胎0です。
次の牛は5/14に授精した4451なので発情なら来月頭、受胎してれば次回の繁殖検診で分かります。
妊娠鑑定マイナスに負けないでがんばろ…