#40.プロの技術はすごい!
おはようございます。連日暑い!
自分はもう少し暑くなっても平気な感じがしていますが
牧場のみんなはヒーヒーしてます。
牛もきっとヒーヒーしてる。
7/15に授精した牛に尻尾を振りまわされて耳にクリティカルヒット!
注入器にもクリティカルヒットしてシース管カバーが外れてうんこにドボンしました。
種のストローにうんこがしっかり付いてしまったのでダメになり再チャレンジです。
普段の牛の接し方や、小さいころからの人間との関わり方で、だいぶビビりな奴いますよね。
牛のためにも人間のためにもお互い優しく関わらないといけないなぁと感じています。
最近はイライラしたらニコニコしながら話かけるって方法をやってみてます。牛はよく見てるし、無理にでも笑って脳みそをだましてあげてメンタルを強制的にぶち換えてます。結構よいのでおすすめ。
今日は先週繁殖のプロの方に同行させてもらって移植の様子を見さしてもらったのでそれについて書こうと思います。
技術も人間性も
その方は21歳の方で高校卒業後すぐに授精師になられた方です。
繁殖を初めて5年目ということで第一線で活動されているプロ中のプロ。
まず最初の印象は爽やか。自然に人を引き付けるような爽やかさと落ち着きがありました。
牧場の方々ともよくコミュニケーションを取られていて、信頼されているのがわかりました。
その牧場では種の選定もその授精師の方がやられており、牛の名前と過去の繁殖履歴を見て移植か授精か、種や卵の種類を決められているそうです。
移植を7頭分見さしていただきました。
準備や実施がとにかく丁寧で、再現性があり正確でした。
いつでも同じような条件で同じような状態で実施することを心掛けているそうです。
移植際もとんでもなくスムーズで、とにかくきれいでした。
牛も暴れたり緊張したりせずに、知らない間に終わってるような感じ。
自分はまだ移植は行っていませんが、授精でもマネできることは多くあり、とても勉強になりました。
かっこいい人
将来自分がこのようなになり繁殖をしたいということもありとてもかっこよく見えました。
なによりすべての行動や手順に理由があり、とても自信が感じられました。
技術や考え方に理由があるからこそ自信にもつながっているんだと思います。
自分が授精をする際にもなんとなくする工程をなくし、すべてに意味や理由を持たして行うようにしようと思います。
繁殖の以外でもそのような感覚で仕事を行えたらなんでも未来や結果に行かせることができると感じます。
実習を快く受け入れてくださった会社でも信頼関係があるからこそ、会社で決まった実習を、嫌な顔をせずに同行させていただき、よく教えていただけるんだろうと思いました。
とにかく尊敬できる!
BOSSも同じです。
尊敬し合える仲間や相手と将来は仕事がしたいと強く感じられる実習になりました。
8月に屠場から持ってきた子宮での研修があるらしくそこも同席させていただけるようなので楽しみです。
もしこの記事を読んでくださった方がいて視察や実習に行かせていただける農家さんや会社の方がいたらぜひ行かしてください!
休みをそういうことで使えたら人生有意義!
多分業種とか職種はあまり関係ないんだと思う…
人に話を聞くのが一番勉強になる!