WebクリップアプリOmnivoreが喰われた
Omnivoreがやられたようだな……
フフフ……奴はWebクリップアプリの中でも最強レベルの使いやすさ……
買収ごときに喰われて負けるとはOminivoreの名の面汚しよ……
……って、えっ!?
最強レベルがやられたらヤバない?えっ!?
ぎょわーーーーー!(愛用者の悲鳴)
いやいや、江草Omnivore日常的に使ってますってば。困ります。困ります。
ちょうど昨日ストレングス・ファインダー紹介して、
「ええ、そうです。私の強みは《収集心》です。ほら、記事もこの通りたくさん収集してます(キリッ)」
みたいなことやったばかりなのに、立つ瀬がないじゃないですか。なんてことしてくれるんだ。
ということで、この度、晴れてWebクリップ難民と相成りました。ぎょえー。
一応、Omnivore公式によるとこれまでのデータはエクスポートができるようなので、それに従いダウンロードしときましたが(アカウント名のところから設定に入るとExport Dataというボタンがある)、謎のjsonとかが大量に入ってるZipが戸惑うこちらをあざ笑うかのようにカミングしてきて、これどしたらいいん状態です。ぐぬぬ。
とりあえずこのアーカイブデータの処理はまた考えるとして、これからWebクリップどうしようかなと。
Webクリップのユーザーの目的としては、気に入った記事のリンクが保てて、ハイライトや感想だけ残せればいいという方も多いように思いますけれど、江草個人的にはやっぱり全文を魚拓的に取っておきたいタチなんですよね。
というのも、ネット上の文章って、すぐに消えたりして読めなくなっちゃったりするので、後から「あー、この記事に書いてあった内容また見たかったのにい」ってなるのが嫌だからです。
消えちゃったものをわざわざデジタルタトゥーとして永遠にオンライン上に晒してやろうみたいな悪用意図はもちろんなく、ただ、個人的に気に入った記事は後から見れるようにしたいだけなんですよね(この辺が《収集心》な人間ぽい感覚かもしれない)。
なので、ちゃんと全文保持してくれてるOminivoreさんにはお世話になっていたのです……。しくしく。
困ったのでとりあえずChatGPTさんに聞いてみることにしました。江草が知らない新興アプリで良いのもあるかもしれないですし。(ChatGPT Searchも始まったところなのでお試しにちょうどよかった)
ふーむ。皆知った顔じゃな。
使ったことないのInstapaperぐらいかも。(名前は聞いたことある)
Evernoteは、まず定番ですけれど、価格の高騰を嫌気して他のWebクリップに手を出したのがそもそものWebクリップ難民生活の始まりですし。
Notionはクリップ記事の見た目が汚すぎて止めたし。
Pocketも無料だと全文保存してくれなかったんじゃなかったかなあ。(うろ覚え)
Raindropは実際にしばらく使ってたし、悪くなかった気もするんですけど、何となく使い勝手がOmnivoreの方がよかった印象があって(具体的理由は覚えてない)、それでOmnivoreに乗っかった記憶があります。
なので、乗り換えるとしたら順当にはRaindropかもしれない。
ほら、ぷーおんさんも激推しでしたし。
あるいは、江草が(多分)未経験のInstapaperとやらにチャレンジしてみるか。
うーむ。
……などと言ってるうちに、忘れちゃいけない彼の存在を思い出しました。
Obsidian Web Clipper!
割と最近登場したばかりで、江草も一応ちょこっと試しに動かすまではやってたんですが、既にOmnivore運用で困ってはなかったのと当初はモバイルではまだ動かなかった(でしたよね?)のもあって、特に本格的な導入はしてなかったんですね。
今見たらモバイルでも出来そうになってるし、これはありかもしれない。
まあ、Obsidianの自分のVaultに赤の他人のテキストをどこどこ保存するのはあんまり好きではないという点や、Obsidianの検索の閲覧性はそこまで良くない印象という点は個人的には引っかかるものの、今回のOmnivoreのようにサービスがいきなり終了してアタフタして「json……何それ美味しいの?」となる事態は最初からローカルファイルで管理するObsidianでは避けられそうという点が最大のメリットでしょう。
もとより江草もOmnivore PluginでObsidianとOmnivoreをわざわざ連携させてたりするので、最初からObsidianに入れとけばと言われればそうなんですよね。
うーん。どうしよっかなあー。
しかし、ほんとOmnivore君がちゃんと弱肉強食の食物連鎖の頂点に立っていてくれればこんな風に困らなかったのに。ぷんぷん。(まあでも雑食動物って確かにもともと頂点ぽくはないか……)
と言いつつ、こうやってあれこれ吟味するのは全然嫌いじゃないので、この状況を楽しんでるんですけどね。(この辺は《適応性》の強みの発揮かも)
あと、こういう風なWebクリップ難民記事を書いておけば、きっと「Webクリップアプリ詳しい三銃士」みたいな方が解説記事を書いてくれるに違いないという目論見もあります。チラッ(誰かを横目で見る)。
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