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過去記事ピックアップ企画(2022年10月編)

不定期開催の過去記事ピックアップ企画。

昔書いた記事をピックアップして紹介することで、過去の遺産を有効活用しようというコーナーです。

今日は2022年10月の過去記事の中から思い出深い記事をピックアップして振り返ってみましょう。


『限りある時間の使い方』『暇と退屈の倫理学』の読書感想文

あくまで別々の本なのですが、この二つの読書感想文記事はセットで紹介してしまってもいいでしょう。

『限りある時間の使い方』『暇と退屈の倫理学』という二つの本。このどちらも江草的には結構好きでして、個人的には殿堂入りレベルです。そんな二冊をほぼ同時期に書評してるというのは非常に面白いですね。

実際、どちらも「人生の時間の使い方」について語ってるという共通点があります。そして、後述のピックアップでも分かると思いますが、2022年10月というのは江草にとってもちょうどこの「人生の時間の使い方」がテーマとなってる月でもあったんですね。

これらの本によって刺激を受けたとも言えますし、そうしたテーマを個人的に抱いていたからこそこれらの本を読んだとも言えましょう。


「再投資型」のように生きるな

「人生の時間の使い方」をテーマとしてることがありありと分かる同月の記事がこちら。

人生において「再投資型」のように生きることは「いつまでも将来のための準備をし続けてるだけで永遠に今を味わえなくなる」という危険性をはらんでるのではないかと警鐘を鳴らしている記事です。

まさに「人生の時間の使い方」を語ってますよね。


時間がかかるものにだけ時間をかけたいのにそれこそが難しい

この勢いで登場したのがこの「時間がかかるものにだけ時間をかけたいのにそれこそが難しい」シリーズ。

基本的には単回で完結することが多い江草には珍しい連続記事シリーズ。なんと全9回もあります。

マガジン化もしています。

当然これだけの連続シリーズなので一言ではまとめられようもないのですが、「時間がかかる」と「時間をかける」をキーワードにした、まさしく「人生の時間の使い方」をテーマの一大巨篇です。

自分でも内容を忘れてましたが、改めて読んだらなかなか面白い、江草らしいシリーズだなと思いました。


その他思い出深い記事たち

そんなわけで2022年10月の江草の記事群は「人生の時間の使い方」に支配されてたといってもいいぐらいの内容だったのですが、せっかくなので違うテーマでの記事も少しだけ紹介しておきます。


世界のカタチにあわせて自分を削るか、自分のカタチにあわせて世界を削るか

ひとつはこちら。

昨今の世の中における、自分を変えることばかりもてはやされて、社会を変えようとすることには眉をひそめられる傾向について批判的に語った記事。

これも江草らしい物言いだなあと自分でも懐かしくなる内容です。


マインドレスネス空想のススメ

もうひとつはこちら。

「マインドフルネス瞑想」が注目を集めてるけど、逆に「マインドレスネス空想」という発想もありえるんじゃないか?
と、ノリで考察してみた記事。

ノリだったにもかかわらず、ありがたいことにまさかの課金してオススメしてくれた方まで出現したという、江草的には思い出深い記事です。


おしまい

というわけで、以上、2022年10月過去記事からのピックアップでした。

いやあ、忘れた頃に、昔の自分の記事を読むのはめちゃくちゃ面白い。

しかし、「時間がかかるものにだけ時間をかけたいのにそれこそが難しい」シリーズが大部分を占めてるせいで、ぶっちゃけ事実上、同月の大半の記事をピックアップした形となってしまってますが、細かいことは気にしないようにしておきましょう。

江草の発信を応援してくださる方、よろしければサポートをお願いします。なんなら江草以外の人に対してでもいいです。今後の社会は直接的な見返り抜きに個々の活動を支援するパトロン型投資が重要になる時代になると思っています。皆で活動をサポートし合う文化を築いていきましょう。