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litterae insulares

まだ見ぬ遠い島より
窓外展望のたより
若き君はこんな窓辺で
日々学び書に親しんで
遠く近くに
おもいを馳せている
時に海は咆哮し
時に海はのっぺりなぐ
海に育まれた
学びに文学
都市の猥雑さのかけらもなく
波にたゆたい
潮風にほぐされ
遠い世界と交信する
頽落を退けつつも
世界に開かれ
時代を断つものを
招きいれる
島の文学
君の若さに秘められた
根源的な躍動によって
紡がれて行かんことを
いのりねがう

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