山内太地さん「婚活でキモい男と言われないために学生時代にできること」
日本にあるすべての大学を訪問したことがある大学研究家の第一人者こと山内太地さんが、ちょっと風変わりな「婚活でキモい男と言われないために学生時代にできること」という動画を出されていました。
【動画リンク】
https://www.youtube.com/watch?v=VYvZWKOt8M0
山内さんがこれを出すことに非常に意義があります。地理好き、鉄道研究会所属経験、大学マニアという、おたく族の典型のようなプロフィールを持った方で、36歳でご結婚されていることも公表しています。
私がいつも主張しているように、動画やブログなどで出てくる「TOEIC満点男の英検2級面接突破アドバイス」みたいなものは内容自体は的確であっても、受験生当人がそのレベルまでに落とし込めるかという点で非常に疑問です。と言いますか、大抵は無理です。私が過去に作成した動画のように「質問内容がそもそも聞き取れなかった場合になんとか切り抜ける方法」のような極めて現実に寄り添うことが大切なのです。
その点で、地理好き、鉄道研究会所属経験、大学マニアという、到底一般的なモテ要素がない山内さん(失礼な表現ご容赦ください)がこの動画をリリースしたからこそ大きな意義があるのです。
また、私が徘徊している学歴界隈というそれはそれは気持ちの悪い界隈がありますが、衝撃的な事実を書きます。学歴界隈のインフルエンサーになっている人、たとえば書籍を出しているとか、Barの一日店長で売れているとか、何かの運営をしている人だとか、何千人ものフォロワーがいる方の多くに、彼女がいたり妻がいたりします(女性については圧倒的に人数が少ないコミュニティなので普通に彼氏ができます)。つまり、そんなオタク的界隈民ですら、行動力をもって動いている人には魅力があって、恋人ができたりするものなのです。
ここから導き出される重要なことは「突き抜けた行動力」は、たとえオタク分野でも評価されるということです。もちろん、山内さんの動画に出てくるような一軍女子からは相手にされなくても、同じようなナード、ギーク的な女性の中には面白いと感じる人もいたりするものです。そして、オタクコミュニティの中での勝者であるインフルエンサーと付き合うわけです。
人というのは不思議なもので、中学生はもちろん、高校生ぐらいまでですと、自分のかなり好みに当てはまらないと付き合いたくないものですが、20歳を過ぎると男性も女性もそれなりに妥協します。見た目的にも、プロフィール的にも。ある意味、それが大人になるということなのかもしれませんが、15歳の私なら可愛いとは思わなかった人も、45歳の私から見たら可愛いと思える人は断然に増えます。
性格面や行動面については山内さんの動画でも解説されていますが、見た目の面でも「こうじゃなきゃダメ」から「ここだけは譲れないがあとはある程度どうでもよい」に変容する時が到来するわけです。
私が妻に言われたのは「歴代彼女・妻が全員目が細い」ということでした。つまりネガティブポイントになりかねない目が細いは私のマイナスにはならないということです。巨乳か貧乳かも昔から気にしません。体型は細目の人が好きでしたが、妻と結婚して許容範囲が広がりました(婉曲的表現)。
そうやって考えて、私ごときが本当に失礼な言い回しで恐縮ですが、自分が考える異性の許容範囲下限の見た目ってどんな子だろう?と思い浮かべてみてください。それが現実的に彼女や妻になる人です。
そして、学歴厨としては高卒の妻は学歴があまりに足らなさ過ぎましたが、環境のせいで大卒になれなかっただけ(私が論文などでよく用いる「弱められた人」)なので、本人に向学心があれば大卒に換装してしまえばよいだけのことです。
つまり、「早稲田一文あたりを出た才媛、楚々としたおとなしめの整った顔」みたいなものあたりが理想だとすれば、「高卒→MARCHに学歴換装、美人ではないがおとなしめの顔」が現実的に結婚した相手です。ただ、私の学歴活動を理解し、幼少期のトラウマがゆえに子供を持たない選択を許容してくれて、慶應合格の際も真っ先に入学を勧めたのは他ならぬ妻であり、私は足を向けて寝ることはできません。
私が結婚できたのは、きちんと働いて安定的な収入を得ていたこと、各種趣味に行動的であったことが挙げられます。X(Twitter)のアカウントだけみたら気持ち悪いだけのキャラクターでも現実ではそれなりに評価されたのだと思います。
このnoteを見ている方は高学歴(MARCHもここでは高学歴)の男性が多いことでしょう。皆さんはきちんと就職もできるでしょうし、23歳以上のコミュニティでは割と勝ち組です。安定した稼ぎのある男性であれば必ずや寄ってきてくれます。
しかし、自分という存在を認知されなければ効力を発揮しません。そのためにも、山内さんがおっしゃる「緩いコミュニティ」に属していることが大切です。
女性が多いコミュニティに所属することは大切ですが、たとえば楽器経験もないのに大学でいきなりオーケストラは厳しいでしょう。しかし、料理サークルや合唱であれば未経験者も歓迎なはずです。福祉系のサークルもいいでしょう。あとはベタですが、学園祭の実行委員会とか、学内委員会活動などもオススメです。学園祭はリア充も多いですが、学内委員会活動などは陰キャ優等生御用達の団体ですので、これを見ている皆さんにも適合するはずです。
そして、山内さんがおっしゃっているように、他者に貢献するように努力してください。最後にこちらの動画も参照してください。皆様の人生の成功をお祈りいたします。