【引きこもり100万人/心理実験】引きこもり支援が失敗する理由【社会心理学】
みなさん、こんにちは。
元10年ニートのあおいです。
『日本の引きこもり支援はなぜ上手く行かないのか?
それは、支援者が引きこもりの自尊心を傷つけているからだ』
はい、というわけで今回は、
引きこもりの就労支援が、失敗する理由について話します。
ところで、みなさん、日本の引きこもり支援って、上手くいってると思いますか?僕はいま、失敗している前提で話してますが、それは正しいのでしょうか?
はい、そうですね。
全然上手くいってません。
なぜなら今現在、全国に100万人の引きこもりがいるからです。
(※総務省「人口推計」2018年)
もし上手くいってたら、こんな政令指定都市なみの無職が、存在するわけがないですよね。
これって仙台市(109万人)が丸々、無職になる規模です。
つまり、国家の一大事、重要課題。
はい、ではなぜ、引きこもりの支援は、上手く行かないのか?
なぜ支援者や親は失敗し続けているのか?
今回は、その理由について、科学的なベースを元に語ります。
参照するのは、アメリカで行われた心理実験(2007年)です。
ここで明らかになったのは、
『善意のサポート』が、逆に相手を傷つけるということです。
はい、つまり、日本の引きこもりは、
支援者の『善意のサポート』を受けては、傷ついているというわけですね。
なので、働こうとは思いません。
というわけで、この動画を見れば、
『正しい支援とは何か?』を知ることができます。
これは支援者だけでなく、親にとっても、非常に参考になる情報です。
で、実は、僕が今回、一番見てほしい視聴者は、
そんな彼らではなく、引きこもりたちです。
はい、あなたが、いつも『支援者を不快だ』と感じる理由を、
今日知ることができます。
おそらくあなたは、支援者のことを、ゴキブリぐらい嫌悪してることでしょう。
なぜなら、
勝手に家に入ってきて、這い回り、コンタクトしてくる存在だから。
実際、これは不快以外の言葉が見つからないですよね。
僕自身、引きこもっていた当時、突然の訪問者は、めちゃくちゃ嫌いでした。それが、自分を働かせようとしている輩ならば、なおさらです。
はい、正直、事件にしてやろうかと思ったこともありますね。
つまり、まとめると、
あなたが、なぜそこまで支援者を嫌うのか、
その心理的メカニズムを今回、知ることができます。
そしてその結果、
支援者の話を、一回ぐらい、まともに聞いてみようかなと、
心変わりするきっかけになるかもしれません。
こんな感じで、
「自分は、あの支援者が不快で仕方なかったけど、でも、これって、こういう心のメカニズムで発生していたんだな」と。
では、今回の目次の紹介です。
①アメリカで行われた心理実験
②支援者と引きこもりの『果てしない上下関係』
③親と支援者が、無職になれば解決するのか?
では、早速目次の①に行きます。
『アメリカで行われた心理実験』
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