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こねくり家アルバイトスタッフだった私がEWMに就職したワケ

初めまして!令和3年度 ソーシャルデザイン事業部 新入社員の矢部と申します。これから、よろしくお願いします!

今回は自己紹介も兼ねて、【私がなぜEWMに入社したいと思ったのか】/【こねくり家アルバイトからEWM入社までの物語】をnoteに綴ってみようと思います(^^)/♪

1999年1月某日、両親の地元である福岡で生まれた私は、生まれて間もなく父の仕事の都合で佐賀へと引っ越してきました。まだ物心がついていない頃から佐賀で生活を送り、今日に至ります\(';')/

学生時代はというと、小学校から高校までは佐賀の学校へ通い、大学だけはお隣の福岡の学校へ電車や車で通っていました。

  こねくり家に出会う前の「佐賀」に対する思い  (小学校~中学校時代)

こねくり家に出会う前、小学校入学から中学校卒業までの私が佐賀に対して抱いていた思いを一言でいうと『魅力が無い』でした。

大阪の「ユニバーサルスタジオジャパン」や千葉の「東京ディズニーランド」のような夢の国はありませんし、東京の街に立ち並んでいるような先進的な建造物の代わりに広がっているのは青々とした田んぼですし、佐賀の特産品といえば、北海道の「蟹」や「いくら」などの派手な海産物(偏見です)とは対照的で地味な(偏見です)海産物の「海苔」なのです。ひとたびメディアで佐賀の話題が取り上げられた!と思えば、「日本一何もない県」「どこ」「魅力度ランキング47位」など………。

小学校入学後、突如芽生えた「もしかして私の住む佐賀って何も無い県なのかも…??」という思いは次第に確信に変わり、中学校を卒業し義務教育を終えた頃には、「佐賀には魅力が無い」「メディアから小馬鹿にされても仕方ないね、だって事実なんだもん」と思うようになりました。

こういった思いを抱いていたのは私だけではありません。青春を共にした同級生や先生までもが同じ思いを抱き、同じように話をしてきました。また、『魅力が無い』という私たちの思いの中には、佐賀に対してどこか「自虐的」で、何かを「諦めている」そんな意味が含まれていました。

 こねくり家との出会い(高校時代)

初めてこねくり家に出会ったのは、高校2年生の頃。ある日母に連れられて、お客さんとして来店しました。

初来店の日のことはよくよく覚えています。店内はお客さんで満席で、私たちは縁側でランチを頂きました。私が食べたのはキッシュランチです。

当時の私は、カフェでランチなんて初めてでしたし、古民家を見るのも初めてでしたし、縁側なんて座ったこともありませんでしたし、ついでにキッシュも初めてでした。その日私が抱いた思いは以下の3つです。

①「佐賀にこんな素敵な場所があるんだ!!」

②「全く知らなかった!!みんなに教えたい!!」

③「魅力が無いと思ってたのに見つけられて、なんか嬉しいかも!!」

この日からこねくり家のことが忘れられなくて、また行きたくて仕方がなくて、今度は父と弟と3人で行きました。その日も店内はお客さんでいっぱいでしたが、運よく畳の席に座ることができました。そして、同じようにキッシュランチを食べました。もうすっかり、こねくり家とキッシュランチの虜です。

   こねくり家でアルバイトスタッフとして働く   (大学時代)

高校卒業後福岡の大学に進学した私は、大学1年生の冬に「憧れのカフェバイトをしてみたい」と思うようになります。

そして偶然、大好きなこねくり家がアルバイトスタッフを募集していることを知り、即応募!!…採用していただきました!(^^)!

それから大学を卒業するまでの3年間、こねくり家でアルバイトスタッフとしてお世話になりました。

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こちらはアルバイト初期に使っていたメモ帳です。覚えることが沢山あったので、ほぼ全てのページが埋まっています。

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ラテを作るためのスチームミルクを教わった時のメモです。エプロンのポケットに入れていたのでコーヒーが滲んでいます。年季感じる…。

アルバイト以外にも、大学生になり行動範囲が広がったことで、今まで知りえなかった佐賀の魅力をたくさん知ることができました。同時に、佐賀に対する思いもどんどん変化しました。

高校2年生の時にこねくり家を訪れた際に抱いた、「(佐賀には)魅力が無いと思っていたのに見つけられて、なんだか嬉しいかも!」という気持ちは、こねくり家で働くことで「もっと自分で佐賀の魅力を見つけてみたい!」「私が知った魅力を佐賀の若者にもっと知ってほしい!」という気持ちに変化しました。

こねくり家とEWM

こねくり家のアルバイトスタッフとして働く中で出会ったのが、親会社の「株式会社イーダブリュエムファクトリー」(以下、EWM)という会社でした。

EWMはウェブ制作を行うIT企業でありながら、そのノウハウを地域創生にも活かそうと、様々な取り組みを行っていました。そして、その取り組みの1つがこねくり家の運営だということを知りました。

EWMを知ったことで、こねくり家という場所だけでなく、「佐賀に住みながら、佐賀のためにできることを考え取り組む社員の皆様」との出会いにも感銘を受けました。

EWMのインターンを経て入社

私は「佐賀の魅力を若者にしってほしい!という気持ちをどこで実現できるだろうか…?」と考え、思い浮かんだのがこねくり家やEWMでした。そこで早速、EWMのインターンに参加^^) _~

まず、富士町にある佐賀古湯キャンプ(以下、SFC)へ訪問しました。SFCはEWMのグループ会社で、廃校になった佐賀市立富士小学校をリノベーションし、合宿施設として運営しています。(SFC公式ホームページはこちら)地元の方々の思い出が詰まった小学校が合宿施設として活用されると知り、私まで嬉しくなりました。

次に、佐賀のウェブマガジンであるEDITORS SAGAで、記者として初めて取材をして、記事を書き上げるという経験をしました。記事公開後は、佐賀の魅力を自分の手で発信できたという喜びを感じました!

インターンに参加したことで、「EWMに入社して、佐賀の若者に佐賀をもっと好きになってもらえるような仕事がしたい!」と強く思うようになり、入社の今に至ります❀

これまでを振り返って これから

前述の通り、こねくり家に出会うまでは佐賀に対して自虐的で、佐賀の魅力を見つけることを諦めたような思いを抱いていました。

だからこそ初めてこねくり家を訪れたときは、なんだか嬉しくてワクワクした気持ちになりました。

しかしもともと私にとって、佐賀のことを誇りに思う気持ちが0%だったとしたら。同じようにこねくり家を訪れても「嬉しくてワクワクする」だけで、「もっと魅力を見つけたい!」「他の人に知ってほしい!」という気持ちまでには至らなかったと思います。

佐賀に住む若者も、今は佐賀の魅力が分からなくても、佐賀を誇りに思う気持ちは0%ではないはずです。ただ、魅力を知るきっかけが少ないだけなのではないでしょうか。

私はこれから、EWMの新入社員として佐賀の魅力を知るきっかけづくりをしていきたいと思っています。佐賀をもっと誇りに思ってもらえるように、尽力してまいります!どうぞよろしくお願いいたします(^^)/

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