防災士の卵である私ですが,日々,防災に関する「知識」だけは勉強しています.今日は,そんな防災士資格取得のために日本防災士機構から購入した教本を紹介します.
防災士教本【2024年度版】
防災士資格取得のために、講習受講時に認定特定非営利活動法人である日本防災士機構から購入したものです.教本単独でも購入できるようです→
この教本は,6章で構成されています.
第1章では,
災害の種類ごとの発生のしくみや被害想定,防災・減災対策等がまとめられています.これは小学生の理科?から中高生の地理でも学ぶかもしれませんが,より充実した内容となっています.個人的には近年の主な自然災害が纏められており,気に入っています.
第2章では,
災害に対する公的な情報(事前情報である被害想定やハザードマップ,リアルタイム情報である予報・警報)等が取り纏められています.警報に関しては,近年,その種類やレベルが変わっているので,皆さんもいつ避難すればよいのか確認してみてください.また,本章では,災害時の噂や風評被害などの事例について紹介されています.
第3章では,
行政の災害対策と危機管理として,国や地方自治体が災害に対してどのような体制を取っているか,その背景となる法律等も併せて纏められています.
また,災害時のインフラ確保に関してもまとめられています.そして,企業等の事業継続についても述べられています.」
第4章「自助」では,
各種災害に対して,我々,個人や家族がどのように備え,情報を収集し,避難するか等が記載されています.また,災害の保険についても記載されています.
第5章「共助」では,
地域の自主防災活動や地区防災計画の重要性,避難所の設置と運営等について,我々がどう向き合うか記載されています.また,共助に厚みをもたらす災害ボランティア活動についても,その歴史,役割や機能についても説明されています.
第6章「防災士制度」では,
防災士に期待される活動や防災士が行う訓練などについて説明されています。
目次が公開されているので購入の判断にしてください.
2024_contents.pdf (bousaisi.jp)
この教本は有料ですが,無料で得られる防災ブックもあります.↓
東京都防災ブック
東京都が発行している東京くらし防災です.名前に東京とありますが,防災の基本は同じだと思います.しかも,インターネットで無料で入手できます.東京都民には配布されてるはずです。
おわりに
個人的には,そのうち予見しやすい洪水災害に対する国のお見舞金等の金銭は減額されるのではないかと思います.また,地震で家屋が被害を被ったり,家具の衝突などで亡くなるなどした場合も同様になると思います.これは自助を促すことであり,それだけの情報や対策器具などが普及してきたためです.なので,自助で防災力を身に着けなければなりませんね!
そのためにも,防災関係の費用は,薬局での薬の購入と同様に所得税の控除対象にしてほしいです!
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