🇺🇸大統領令:米国の「対外援助の再評価と再編成」
以下の文章は、個人的な試訳です!
第2次トランプ政権、マルコ ルビオ国務長官が発表した内容。
2025年1月20日付
米国の対外援助の再評価と再編成
合衆国憲法および合衆国法によって、大統領である私に与えられた権限により、ここに命ずる:
第1項
目的
米国の対外援助産業と官僚機構は、米国の利益に合致しておらず、多くの場合、米国の価値観に反している。
それらは、国内および国家間の調和的で安定した関係とは正反対の考えを外国に広めることにより、世界平和を不安定にする役割を果たす。
第2項
方針
合衆国大統領の外交政策と完全に一致しない方法で、これ以上、合衆国の対外援助が支出されないことが、合衆国の方針である。
第3項
a)
プログラムの効率性と米国の外交政策との整合性を評価する為、米国の対外開発援助を90日間一時停止する。
米国の対外開発援助プログラムを所管する全ての省庁の長は、本命令から90日以内に実施される、プログラムの効率性と米国の外交政策との整合性に関する当該プログラムの審査が終わるまで、外国および実施NGO、国際機関、請負業者に対する開発援助資金の新たな債務および支出を直ちに一時停止しなければならない。
行政管理予算局(OMB)は、その配分権限を通じて、この一時停止を実施する。
b)
米国の対外援助プログラムの見直し、各対外援助プログラムの見直しは、OMB長官と協議の上、国務長官が提供するガイドラインに基づき、担当省庁の長が命ずるものとする。
(c)
決定
担当省庁の長は、OMB長官と協議の上、国務長官の同意を得て、本命令から90日以内に、見直し勧告に基づき、各対外援助プログラムを継続、修正、中止するかどうかを決定する。
(d)
暫定開発援助資金の再開
見直しが実施され、国務長官又はその被指名人が、OMB長官と協議の上、同一又は変更された形でプログラムを継続することを決定した場合、90日の期間が終了する前に、対外開発援助資金の新たな債務および支出を再開することが出来る。
更に、その他の新しい対外援助プログラムおよび義務は、OMB長官と協議の上、国務長官又はその被指名人によって承認されなければならない。
(e)
免除
国務長官は、特定プログラムについて、第3条(a)の一時停止を免除することが出来る。
第4項
総則
a)
本命令のいかなる規定も、損なわれる、又はその他の影響を及ぼすと解釈されてはならない。
1) 法律により行政省庁またはその長に与えられた権限。
2) 予算案、行政案、立法案に関する行政管理予算局長の職務。
(b)
本命令は、適用法に従い、充当可能な予算に応じて実施されるものとする。
(c)
本命令は、米国、その省庁、団体、その役員、職員、代理人、その他いかなる者に対しても、法律上又は衡平法上執行可能な、実質的又は手続き上の権利又は利益を創出することを意図しておらず、また創出しない。
ホワイトハウス
2025年1月20日