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🇺🇸米国疾病予防管理センタ(CDC): WHO幹部に協力関係の即停止のメモを送る。
以下の文章は、個人的な試訳です!
米国の公衆衛生当局は、世界保健機関(WHO)との協働を直ちに停止するよう命じられた。
米国疾病予防管理センター ( CDC )、ジョン・ンケンガソン職員は日曜日の夜、WHOとの協力関係を直ちに停止し、「今後の指導を待つように 」とのメモをWHOの幹部に送った。
専門家曰く、この突然の中止は驚きであり、アフリカでのマールブルグ ウイルスや天然痘の発生を食い止める為の調査、そして世界的な脅威の発生を食い止める為の活動を後退させることになるとのこと。
また、世界中の保健当局がアメリカの家畜の間で発生した鳥インフルエンザを監視している最中でもある。
AP通信は、ンクンガソン氏のメモのコピーを閲覧した。
それによると、この業務停止方針は、「技術作業部会、調整センター、諮問委員会、協力協定、その他の手段を通じてWHOと関わりを持つCDCの全職員(対面またはバーチャル)」に適用されるという。また、CDCの職員はWHOの事務所を訪問することは出来ない。
ドナルド・トランプ大統領は先週、WHOから米国を脱退させるプロセスを開始する大統領令を出した。しかし即効性は無かった。
WHOを脱退するには議会の承認が必要であり、米国が今年度の財政義務を果たす必要がある。また、米国は1年前に脱退を通告しなければならない。
同政権はまた、連邦保健機関に対し、少なくとも今月末までは一般市民とのコミュニケーションの殆どを停止するよう指示した。
「南カリフォルニア大学の公衆衛生の専門家で、WHOの性感染症対策に協力しているジェフリー・クラウスナー博士は、「WHOとのコミュニケーションやミーティングを止めることは大きな問題だ。」と発言。
クラウスナー氏は、「人々はゆっくりとした撤退があると思っていた。しかし、この事態に誰もが愕然とした。」と、CDCの誰かからこのことを聞いた。
「WHOとの対話は双方向のものである。 また、両機関は互いの専門知識から利益を得ている。
この協力関係により、米国は新しい検査、新しい治療法、新たな流行について学ぶことが出来る。そして、国内外で、アメリカ人を守る為に役立つ情報でもある。」とクラウスナーは付け加えた。
CDCは、30人近くをWHOに派遣、協力協定を通じて何百万ドルもの資金をWHOに送っている。
WHOには、感染症や公衆衛生の脅威に関する世界有数の専門家もおり、両機関の職員は健康上の危険やそれを阻止する方法について日常的に連絡を取り合っている。
トランプ大統領の大統領令によるグローバル・ヘルスへの影響は、協力の停止だけではない。先週、大統領は別の重要なプログラム、PEPFAR(大統領エイズ救済緊急計画)への支出を凍結した。
この抗HIVプログラムは、共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領によって開始されて以来、550万人の子供たちを含む2,500万人の命を救ったとされている。
このプログラムは、少なくとも3カ月は続くとされるトランプ政権の対外援助支出凍結に含まれている。
PEPFARは、2,000万人以上の人々にHIV治療薬を提供、その資金提供を停止することは、彼らのHIV治療を停止する為に不可欠である」と国際エイズ協会会長のベアトリス・グリンステインは述べた。
「もしそうなれば、人々は死に、HIVは復活するだろう。」
PEPFAR = The U.S. President's Emergency Plan for AIDS Relief
ホームページ↓
https://www.hiv.gov/federal-response/pepfar-global-aids/pepfar
- INFORMATION SOURCE -
THE ASOCIATED PRESS ( 28 January 2025 )
https://apnews.com/article/cdc-who-trump-548cf18b1c409c7d22e17311ccdfe1f6