2023年も終わるのでイクイノックスを振り返る①
ウマ娘というコンテンツから競馬にはまってもう3年がたとうとしている、時間がたつのはほんとに早い。
最初に競馬にはまった時の感想は、「あーこれ入るの遅かったかもしれない」だった。9冠馬アーモンドアイはちょっと前に引退し、3冠馬コントレイル、マイルで圧倒していたグランアレグリアも競馬始めた年に揃って引退。
あんな凄い化け物なんて早々出てこないだろ、と少し諦め気味に2022年を迎えたある日、運命と出会う。
それは皐月賞の時のことだった、この時自分はコロナかかって療養中で凄く暇で、普段はあまり見ないパドックなども見ていた。
見ていたのは暇だったからだけではない、この時からすでに評価が高まっていたドウデュースに対抗できる奴はいないのか探していたからだ。実際はじめてパドック見たときの印象は噂に違わぬ雰囲気を感じた
「こりゃ確かに強そう」というのが正直な感想だった
これは今年はやっぱドウデュースかなーと諦め気味になった矢先イクイノックスがカメラに映った、その時一瞬で分かった「あ、こいつマジでヤバい」
今見るとまだ結構細い体をしていたが、それでも当時の自分は確信を持って「この馬が世代ナンバーワンになる」と思っていた、それくらい雰囲気が段違いだったからである。凄い馬とは当分巡り合えないのでは?と思ってた矢先だったので正直この時はめちゃくちゃドキドキしていたの覚えている
期待を胸に皐月賞を見たのだが結果は2着、それもゴール寸前にしてやられるという何とも悔しい結果になった。けど内容は良かったから、次も見たいという気持ちになったし、なにより「さっさとコロナ治さないと」という気持ちも出た。そして完治して迎えたダービー、大外じゃなければ・・・という気持ちに反してまたも大外、しかもドウデュースにやられるという悔しい2着。TV越しで聞こえるユタカコールはマジで悔しかった。いつか同じ条件でリベンジを、という想いを胸に残しダービーは幕を閉じた
次に迎えたのは天皇賞秋、ここまでGⅠ一番人気の馬は悉く負け続きということもあって一番人気は避けてほしいところだったが、一番人気になってしまい不安になった。まあレース前になったらおいしいところ全部取りにいけというやけくそ気味になってたけど、
レースはパンサラッサが超ハイペースな逃げ、1000m57.4秒という(後で知ったがスズカの出したタイムと全く同じだったらしい)トンデモスピードでかっ飛ばしていった、同馬は前走札幌記念でゴール前で捉えられたから、何とかなるんじゃないかと思ったけど最終直線に入っても中々差が縮まらない、200メートルあたりでは「逃げ切られた!」というツイートを準備してたぐらいだった、しかしとんでもない末脚で最後は差し切り遂にG1制覇、正直人に見せられないくらいはしゃぎまくってた
やっぱりこの馬つよい、JCでも有馬でも勝てるかもしれない。そう期待膨らませて次走を楽しみにしていた。
そして有馬記念・・・はまさかの見逃し、発走時間をおもっくそ間違えてしまった。結局リプレイで見ることになったがこの時の映像で「父と同じぐらい勝てる」と確信した、なんせ全然ムチ使ってないのにあの手ごたえ、古馬を全く寄せ付けない大楽勝。こっから更に化けるんだったらとんでもない馬になるんじゃね?そう期待を持ちながら年を越した、この時、まさかあんなことになろうとは・・・誰が予想できたものか
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?