[CoachMET]4月リリースノート AI活用コーチング
広報担当のAlexです。
実証検証中のCoachMET(AIコーチ)の2024年4月リリース内容をお知らせします。
今回は盛沢山です。
本リリースで従来の「LLMを活用したコーチングの可能性」の検証から、実際に「LLMを使いコーチングを行う検証」にフェーズを進めます。
今後もAI(LLM)活用によるコーチングの可能性を追求していきます。
サマリー
・コーチングコンテナ機能の提供
クライアントはコーチングでの気づきを記録できるようになります。
さらに、その気づきをコーチに伝えることでCoachMETのAIコーチと人間コーチのハイブリッドでのコーチングを可能とします。
・会話の記録(ステートフル)の強化
ステートレスのLLMの課題、同じ話を繰り返す対応のために過去会話の記憶を強化しました。同一会話内では話した内容を踏まえた会話を可能としました。
・RAG機能(Retrieval-Augmented Generation)の提供
PDFで独自情報など必要な情報をLLMに提供できるようにしました。
リリース概要
1)コーチングコンテナ機能
・気づきの記録
クライアントがCoachMET(AIコーチ)とのやり取りの中での「気づき」を記録する機能です。
・コーチコメント
クラインの「気づき」に対し人間コーチがコメントを行うことが出来ます。
2)ログアウト方法、画面等の修正
・ギアマークから会話画面右上へログアウト機能を移動し、操作性を向上しました。
・コーチングコンテナ提供にともない、UI画面を追加しました。
3)会話の記録機能
該当テーマの会話全部を常に参照できるモードを追加しました。
この機能を利用することで同じ質問や会話の繰り返し回数を減らすことが狙いです。
4)RAG機能の提供
参照すべきデータをあらかじめLLMに提供しておく機能です。PDFのテキスト情報に対応します
LLMの一般的な事前学習に含まれない内容に関し対応が可能となります。
従来いただいたコメントやご要望を今回のリリースで対応し、コーチングで活用するツールとしてまとめました。
今回のリリースを基盤として今後も継続的に進化をさせていきます。
CoachMETを活用したコーチングに興味がある方(コーチを受けたい、コーチとして活用をトライしたいなど)は代表の脇までご連絡をください。
k-waki@evox-tokyo.com