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企業が抱える課題を解決し目標達成に向けた道筋へ
D2Cや通販ビジネスを実施している経営者にまず、現状を把握するための質問を行います。
通販ビジネスにおける「年商10億円突破」を目指す企業が対象となっています。
そのため、次のような質問を投げかけることが考えられます。
・現在の通販ビジネスの年商はどの程度ですか?
・定期購入やリピート率の向上に向けた施策は実施されていますか?
・顧客満足度(NPS指数)やLTV(顧客生涯価値)の数値はどのように管理されていますか?
・集客や商品開発において、どのような課題を感じていますか?
これらの質問を通じて、現状の課題や目標を明確にします。
次に、現状の課題を深掘りする質問を行います。
ここでは、以下のような問題が指摘されています。
法律規制やルール変更により、従来の手法では年商10億円を突破するのが難しくなった
LTVやリピート率、NPS指数といった重要な数値を達成できていない企業が多い
モール系プラットフォームに依存しすぎて利益が残らない
これらを踏まえ、以下のような質問を投げかけます。
現在の施策でリピート率やLTVが目標値に達していない原因は何だと考えていますか?
法律規制やルール変更にどのように対応していますか?
モール系プラットフォームへの依存を減らすための独自施策はありますか?
これにより、企業が抱える具体的な問題を浮き彫りにします。
問題が明確になったら、その問題が解決されない場合の影響を示唆します。
この段階では、資料の内容を活用して、問題が放置された場合のリスクを伝えます。
リピート率やLTVが低いままだと、顧客獲得コストが増加し、利益率が低下する可能性があります。
法律規制への対応が不十分だと、事業の継続性に影響を及ぼすリスクがあります。
モール系プラットフォームへの依存が続くと、利益率が圧迫され、独自ブランドの成長が阻害される恐れがあります。
これにより、問題を解決する必要性を強調します。
最後に、解決策を提示し、そのメリットを具体的に伝えます。
このでは、年商10億円を突破するための3つのキーワード
として年間LTV・現場力・数値が挙げられています。
これを基に、以下のような提案を行います。
LTVの最大化
リピート率を60%以上に引き上げるため、
90日間の顧客フォロープログラムや、3回縛りの定期購入モデルを導入します。これにより、顧客満足度を向上させ、長期的な収益を確保します。
現場力の強化
NPS指数を15ポイント以上に引き上げるため、顧客体験を重視したサービス設計を行います。
具体的には、顧客の声を反映した商品改善や、メッセージの一貫性を保つコミュニケーション施策を実施します。
数値管理の徹底
LTVやリピート率、NPS指数を定期的にモニタリングし、目標値を達成するためのPDCAサイクルを回します。
これらの施策を実行することで、年商10億円突破の目標を現実のものとします。
直感や経験は絶対にNGです。
現状の課題を明確にし、解決策を提案する流れを構築できます。
このポイントを基にした提案では、LTV・現場力・数値の3つを軸に、具体的な施策を提示することが重要です。
これにより、企業が抱える課題を解決し、目標達成に向けた道筋を示すことができます。
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