15の付加価値をどのように使っていくのか教えてください?
15の付加価値とは、
重要なことなので繰り返しますが、
ポジショニングマップの軸の決定に繋がります。
競合との自社の立ち位置を言語化する
ことが15の付加価値です。
具体的には、CRMの既存プログラムに組み込まれている
事例をご紹介いたします。
考え方は、APPLEの法則に沿って考えて
言語化していきます。
事例として
A(Approach):顧客一人一人を、暖かいあいさつで出迎える
・松尾社長による手書きの挨拶文と
顔付きのにんにくを持った写真
・「大切なお客様へ」と手書きで書かれた封筒(2度目)
P(Probe):顧客のニーズを丁寧に引き出して理解する
・個別包装されていて、外出先でも食べられるようにしている。
机の上に置いておけるので食べ忘れない。
・においが気にならないことを繰り返し強調
・2度目を購入したもののどれくらい
続ければ効くのかな?という疑問に
あるお客様の時系列ごとの変化
「チャレンジレター」の紹介をしています。
P(Present):顧客に解説策を提示する
・特に効果の部分で、お客様の声を2週間以内
1か月、2か月、6か月以内と分類して表示しています。
手書きの文
そのままを記載している。手書きの信頼性と
ともに今はわからないけど疲れにはかなり効くようだから
しばらく続けてみようか、という気持ちになります。
・よくありそうな質問、たとえば何粒が
適切かという質問などは繰り返し
複数の書面で語られています。
L(Listen):課題や懸念などをしっかりと聞いて解決する
・黒にんにくを知らない人にでも理解
(食べる個数、時間、いつごろ効果が出るかなど)
を促すため、アンケートの結果などを公開しています。
・食べにくい人やにおいが気になる人のために
レシピや工夫した食べ方を提案しています。
・どの書面にも電話番号やメルアドなど
連絡先が大きく目立つように表示されています。
「あなたからのご連絡を心から待っています!」
という感じが伝わるようなフォントを意味付けしています。
E(End):暖かい別れのあいさつと次回の来店をうながす言葉で別れる
・DMの文面は、以下のとおり。
「〇〇様 ご縁をいただきありがとうございます。
完熟黒にんにく「つぶくろ」はお手元に届きましたでしょうか。
食べ方やタイミングなど、なにかご不明な
ことはございませんか?
どうぞお気軽にお問合せください♪
「つぶくろ」を通じて新しく始まる、
輝く日々のお手伝いができること嬉しく思っております!」
・ブランドブックの最後の言葉
「商品のこと、お身体のこと、どんなことでもお気軽にご相談ください!」
「松尾農園は、元気で輝く日々を応援するあなたのサポーターです!」
「「お薬と一緒に食べても良いの?」「食べ方がわからない…」「商品が余ってしまった…」など、
食べ始めて気になったことや、日々の暮らしのなかでの心配や不安ごともご相談ください。
「孫も喜んでくれた!」
「朝起きるのが楽になった!」
そんな嬉しいお声もお待ちしております!」
●最後のページに「お電話をお待ちしております!」とあり、
「松尾農園コミュニケーター リーダー」というコピーライト
当人の実名、顔写真があったことが印象的になるように設計しています。
ポジショニングの軸の取り方は、
ブランドの属性に基づいたポジショニングで、
その属性とは、そのブランドが持っている性質や特徴を指します。