誰でもできる売れるネーミングの3つの技術とは!
ダイレクト出版社の定期購読から、興味深々な
本が届きました。
タイトルが、売れる「名付け」の技術です。
私たちのグループでのコンサルティングの中でも、
PNP設計という、パッケージとプロダクト(製品)の真ん中に
ネーミングを置くという考え方でネーミング案を作って
いくのですが、重要なポイントがとても多いです。
ネーミングのキーワード出しは「検索」されるか否かはとても
重要な要素になります。
今では「#」で検索するのもテレビを見ない層にとっては当たり前の
ことです。
ステップ1
商品を訴求する方向性が絞る
ステップ2
キーワードを出する
このステップ2つの手順で、ネーミングの形をつくり
あげてしまいたい衝動に駆られますよね。
ポイントは、ぐっとガマンです。
ここで勘や経験値に頼っても、うまくはいきません。
理由は、自社の視点で決めていくことになるからです。
For you視点で印象的でかつ、ベネフィットが伝わる
ネーミングにするためにも
まずはキーワード出しである材料ネタ探しが重要です。
キーワード出しのコツとしては、
「訴求ポイント」からあらゆる言葉を出していきます。
例えばリンゴジュースを例にすると、
訴求ポイントが「●●の5倍」だったらとすると、
「●●5倍」・・・
ぎっしり、ぎゅっと、赤い、エイジングケアに
などあらゆるキーワードを出していきます。
さらにその1つ1つのキーワードから
連想されるものや同義となる言葉をどんどん出していきます。
マンダラート発想法になります。
自社で絞り出そうとすると限界も来るので、
そんな時はネットの検索システムを使うと良いです。
新たなキーワードを生み出すヒントが
得られることがたくさんあります。
ちなみにキーワードのピックアップ時に
ヒントになる語群をあげておきます。
●偉人名
●地名
●動物・植物
●形容詞
●会話語
●擬態語
●擬音語
●天文用語
などからも選んでみてください。
キーワードという材料がそろったら、
次は、組み合わせです。
ステップ3
言葉の組み合わせを作る
カッコ良くいいますと、
言葉のミックスジュースを作って行きます。
単体の言葉は平凡でも、GAPがある
違うものをつなぎ合わせることによって、
新たなネーミングが生まれることがあります。
組み合わせネーミングのメリットは、
比較的発想がしやすく他社製品と
被ることがないということです。
似たような名前は商標登録をされているケースも
多いためつけられないことがあるためです。
他社と被らないということが大前提です。
ある程度ネーミングが絞られてきたら、
一度やっておかなくてはいけないことがあります。
それはすでに考えたネーミングが商標登録
されていないかというチェックです。
まずはミックスする方法をいくつかお伝えします。
●足し算ミックス
●短縮(引き算)ミックス
●掛け算ミックス
さきほどキーワード出しした2つの言葉を
足し算のようにつなげてネーミングにする方法です。
その昔、とても有名になった
とても新鮮なネーミングを生み出すことができます。
例えば、
六本木+ヒルズ=六本木+ヒルズ
植物+物語=植物物語
があります。
キーワードをつなげた後に言いやすく
親しみやすいように言葉を短縮形にする方法が、引き算
ミックスです。
人は3文字、ないし4文字が覚えやすいと言われています。
例えば、
スイスイカードを引き算したのがSuica です。
最後に、掛け算ミックスですが、
炭×磨く=スミガキ
背伸び×BIG=セノビック
関西人がとても好きなダジャレに近いです。
お客様の心を10倍惹きつける
商品ネーミングのつくり方としてご参考に
してみて下さい。