私たちの生活を便利にしてくれたeコマース(EC)の歴史その2
個人でも製品を気軽に仕入れや
出品できるようになりました。
ECサイトのサービスを使いこなして
転売ビジネス(せどり)
が浸透した時期です。
変革期(2010〜2015年)
変革期では、ECサイトが様々なサービスと
組み合わせて使えるようになり、
ますます便利になりました。
代表的なものは、SNS(この時期はTwitter・Facebook)です。
SNSの普及によって、ネット上で気軽に
個人同士がつながれるという大変革が起きています。
そしてeコマースとSNSを
組み合わせたビジネスも誕生しました。
例えば、ブログやSNSでおすすめ
製品の広告を貼る「アフィリエイト」です。
このようにECサイトが他のインターネットサービス
と複合的に利用できるようになりました。
さらにECサイトの市場が拡大したといえるでしょう。
他にも2013年には、Yahoo!がYahoo!ショッピング
の手数料を無料にしました。
これによって出品にかかる経費がなくなり、
誰でも気軽にネットショップを始められるようになりました。
今ではネットショップの王道となっている
メルカリも2013年に誕生しています。
他には、宅配サービスの充実も進みました。
Amazonでは「コンビニ受け取り」や
「宅配BOX受け取り」を始まりました。
宅配しても本人が不在で製品が
受け取れないといった問題も解消されています。
さらに1度カード情報を登録すれば、
再度入力しなくても買い物ができる。
1つ1つは小さいものの
eコマースはどんどん便利になり、
利用者数も年々増え続けています。
拡大期(2016年以降)
2016年のeコマースの特筆事項は、
アマゾンの攻勢が始まり、越境ECも
色々なサービスが生まれ決済サービスも
簡易化されてきました。
具体的には、〇〇payや国内決済サービス
以外のストライプ決済やpaypal決済と
言った海外サービスも導入企業が増加してきました。
今では、paypalやストライプ決済は、いきなり
資金凍結され、便利な反面で資金がいきなり
移動ができなくなるような理不尽なことが勃発
しています。
2017年のeコマースの特筆事項は、
宅配便のサービス時間は見直され、
Amazonは当日配達から撤退し、
ヤマト運輸の配送料金が値上げされました。
この問題はeコマースの爆発的普及を
受け持つ宅配サービスが追いつきませんでした。
宅配現場が疲弊していたことが
大きな原因として挙げられています。
2018年のeコマースの特筆事項は、
ライブコマースという製品の宣伝を
インターネットでライブ配信し、
視聴者が配信画面から製品を購入できる
テレビショッピングのEC版でトレンドが強まりました。
2019年以降のeコマースの市場規模は、
19兆3609億円に拡大しました。
コロナ禍によって巣ごもり需要やエシカル消費
と新しい消費の波が生まれました。
2022年の現時点からこのような時系列で
eコマースの歴史を振り返ると大きな
流れが変わった時期であることが言えます。
何が一番変わったかと言いますと、
スマートフォンの全世代への普及と
おうち時間の増加で年配の方々にも
スマホが普及してきました。
コロナ禍で「おうち時間」が増えたことで、
今までインターネットやSNSを使用して
こなかった人達が利用をし始め、
eコマースを更に活用する人が増加してきました。
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