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通販の利用者が増加する一方、物流ロジスティックがひっ迫する舞台裏について

外出自粛が進んだことで、ネット通販の利用が急増しています。
指定した日時に荷物が届く利便性に改めて感動している方も多いのでないでしょうか?

この利便性は物流網の逼迫と裏表の関係です。
まさに医療現場と同様になっています。

このままでは商品が届くまで2週間もかかってしまう
のがたくさんあり、その中で明日届くことをUSP
に謳っているアスクルさんもその中の一つです。

ニュースにもなっていましたが、
ネット通販「LOHACO」で商品の受注を48時間止めていたそうです。

新型コロナの感染が広がり始めた2月中旬以降、
食品や衛生用品の注文が急増し品薄でした。

Twitterなどのキーワードトレンドでは1月16日以降、コロナのワードが
出現してきました。
どんどん、緊急の#(ハッシュタグ)が一気に浮上してきました。

物流がコスト削減や効率化をもっとも
厳格に数値で表現できる一方、緊急事態に
対してひっ迫する現場が生まれてきた背景は、4つあります。

1)人手不足(管理面)
2)ドライバー不足
3)トラック車両数減少
4)コンプライアンスの厳格化

人件費の削減と減価償却費の削減によって
自社努力の項目が高いです。

4番目のコンプライアンスの問題は、
お客様側のクライアント様
の要求に合わせたのが背景にあります。

物流は取引条件に応じて実行されます
物流は、企業間をまたがる
サプライチェーンを物流が取り結んでいます。

このコロナの緊急事態宣言が出させる中、
医療現場の医療従事者と一般市民を支える
物流が休みなく稼働を強いられていました。

このようなサプライチェーン上に、
物流の他にも商流や情報、お金が流れています。

個人的にもリアルにその現象を目にするように
なりました。

物流、商流、情報、金流は、
取引の成立により発生する事から、
企業間の取引条件によってコミットメントされて
います。

例えば、
取引条件には、
販売条件、受注条件、納入条件、決済条件があります。
ここをデータでオンライン化しないと見える化には
なりません。

販売条件には、
一般対象アイテム、特注品アイテム、販売価格、数量、納入リード
タイム、返品、販売ルート等の要件を満たす必要があります。

受注条件には、
注文受付、受付期間や時間、注文ロット、変更&キャンセルの手続き
の受注要件を満たす項目要件があります。

納入条件には
引渡し条件、納入時の付帯作業、時間指定、輸送手段、
荷積み&荷降し条件に関する事項がたくさんあります。
私が現場で監督をしていた時は、車両条件もあり覚えきれません
でした。(●●はウイング車など)

決済条件には、
売上、請求書発行、代金支払方法、支払期日、
後払いの請求書に関する決済関連がありました。

物流においては、受注から出荷までの
決済条件を除く3条件のフルフィルメントが
密接な関係にあります。

この効率化が非常事態時には機能しない
現実があることも知らされました。

物流をパンクさせない工夫があってのことなので
凄いノウハウになっているのも事実として
あります。

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通販プロデューサー&通販コンサルタント通販コンサル  西村公児
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos