ファンを集めてから商品を販売すること
今大切な考え方は、
いきなり商品を作って広告で売ってはいけない
ファンを集めてから商品を販売すること!
です。
なぜなら、良いものを作れば売れる
という考え方は前時代的なものだからです。
ひと昔前の広告型の「単品リピート通販」モデル
だからです。
時代に合っていません。
その理由は、ヒット商品が生まれればすぐに模倣され、
飽きられるスピードもどんどん早くなっている時代において
機能性で差別化を図るのは難しいのです。
人もモノも埋もれる時代の中で、
新しい集客の仕方として注目を集めている概念が、
プロセス自体を売る「プロセスエコノミー」です。
商品の機能や性能で差別化できなくなったからこそ、
事業者が持つこだわりや考え方などの哲学が反映された
プロセスの制作過程を見て頂きながら共感を得ることが大切です。
あなたの物語が価値になるという概念は、
これからを生きるすべての人に関係がある話で、
有名人や有名企業だけの
特別な人にだけ必要な概念ではありません。
プロセスエコノミーをわかりやすく理解するために、
まず逆の概念を理解した方がわかりやすいです。
これを一般的にはアウトプットエコノミー
と呼んでいます。
アウトプットエコノミーは、
プロセスでは課金せずに、
アウトプットで課金する
というものです。
たとえば、
音楽を作っているところでは音楽は売らず、できた時に音楽を売る
映画を作っているところでは映画は売らず、できた時に映画を売る
料理を作っているところでは料理は売らず、できた時に料理を売る
などです。
売り方は、お客さまから直接課金する
ケースもあれば、テレビのように
広告モデルにするなど両方があります。
どちらもアウトプットで稼いでいる
という点では同じです。
このように、アウトプットエコノミーとは、
普通の人が考える、極めて一般的な商売の仕方です。
そのアウトプットエコノミーでは
すべての水準が上がり続けているという状況です。
品質もいいし、値段も手頃だし、
流通もしっかりしている製品やサービスが届きます。
このようにアウトプットエコノミーは売れる水準に達するのに
広告費の無駄が多くなります。
それよりも、先にファンになる人を集めて
価値提供する方が獲得費用は削減できますしまた、
既存のリピート率も上がります。
ぜひ、SNSを使って自社のファンを集めてください。
既存の製品やサービスを事前に紹介して購入してくれるか否かを
確認してください。
何が求められることをしっかり把握することで
1回の販促をすることで4000万円の売上が上がった事例が直近ありました。