第二弾! 物流KPI(物流管理指標)を管理するための指数とは?
前回の続き物流のKPIについて共有致します。
③物流&配送について
【物流条件】
出荷ロットとは
計算式はなく、出荷ロット
そのものの数値を用います。
本題へ
顧客や納品先ごとの出荷ロット
サイズを明確にすることで、
輸送や庫内作業、保管効率など
の改善につなげることが可能になります。
出荷指示遅延件数とは
出荷ロットと同様、計算式はなく、
特定の期日以降の出荷指示件数より、
出荷指示に遅れが発生してしまった件数を算出します。
出荷指示の総数に対して、
遅延件数の発生率を計算します。
顧客や納品先別、商品または製品別で管理することで、
出荷指示の遅れの傾向を把握し、
遅延の再発防止に努めることができます。
【配送条件】
配送頻度とは
配送先あたりの配送頻度を測ります。
配送頻度だけでなく、車両の稼働効率や、
庫内での作業効率を高めるうえでも、
適切な配送頻度を設定する必要があります。
納品先待機時間
配送後の、各納品先での待機時間の
平均値で求めることができます。
とりわけ、納品先に指定された
時刻通りに到着しているにも関わらず、
待機時間が発生してしまうケースに
対して対策を講じることが可能になります。
納品付帯作業時間とは
納品先における付帯作業時間
の平均値で求めることができます。
ここで付帯作業とは、納品後の開梱や
棚入れなど、契約の範囲を超えた
作業の発生状況を数値化します。
納品付帯作業実施率とは
納品付帯作業時間では、契約外の業務を
遂行した時間を求めることができます。
納品付帯作業実施率では、作業回数において、
納品付帯作業が発生する回数の割合を算出することができます。
物流KPIの導入方法ですが、
続いて、社内での物流KPIの
導入方法をご紹介します。
物流KPIの設定完了までは、
・基盤整備
・戦略&目標値設定
・導入準備&運用
の3ステップに分けることができます。
1基盤整備とは、
物流KPIを設定するそもそもの目的や、
目標値、全体の戦略策定を行うことで
既存データの整理、データの入手経路の確保、
必要となるデータが入手可能か
どうかについてなどを明確にします。
データを元に、分析を行い、現状把握までを行います。
2戦略&目標値設定とは
続いて、1で選出したデータや分析結果に基づき、
全体の戦略策定、目標値の設定を行います。
さらに、数値の測定頻度や管理方法など
の仕組み化も必要となります。
3導入準備&運用
目標値の設定後、社内での浸透を目指し、
数値を共有できるルールの作成や、
新しい評価基準の認知度を
向上させるための研修等を行います。
その結果、物流KPIに基づいた、
作業等の評価を行います。
目標値や評価基準は随時見直し、
改善の必要がある場合は、
はじめの導入時と同様に社内に浸透させる必要があります。
追伸
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