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2024年物流問題で露呈されることは!
通販ビジネスにおける物流費は、
一般的には売上の13%を超える現状にあります。
お客様には「送料無料」でアピールしていても実際には
コストがかかっているので事業者側が負担していたりします。
モール型物販ビジネスでは、Amazonの「プライム会員」
のような翌日配送サービスが一般的になっており、
これがないと競争で不利になる状況です。
このよう現状ですが、2024年にはトラックドライバーの
「年間時間外労働」の上限が年間960時間に制限される
「2024年物流問題」が発生することが予想されています。
そもそもですが、その理由は、医師・物流・建設業、
鹿児島県・沖縄県における砂糖製造業では、時間外労働の上限規制について
2024年3月31日まで猶予があり特例対応でした。
2024年4月1日からは、これらの業界でも、
三六協定を結んだ場合においても、時間外労働が原則として
年間960時間まで制限されることになります。
三六協定とは、労働基準法の第36条に則った方法で
雇用者と労働者の間で協定を提携し、労働1日8時間、
週に40時間を超えて労働させてはならないとしています。
上限規制に違反してしまった場合は、
6か⽉以下の懲役または30万円以下の罰⾦が科されてしまう恐れがあります。
この問題が引き起こす影響は、
EC事業者にとって甚大であると考えられます。
ドライバーの賃金アップのため、配送業者が荷主や利用者に
転嫁することによる運賃値上げが懸念されており、
EC事業者が受ける影響は甚大だとされています。
ドライバーへの支払いができない場合は、
ドライバーの退職が多くなり荷物が現状の30%程
届かない状況になると試算されています。
また、物流・配送周りの自動化・効率化・DX化も進んでおり、
EC事業者が取り組むべき課題は山積しているとのことです。
これらの問題を正しく理解して頂くと同時に
お客様への価値を届けることを
2023年12月に最後のセミナーとして開催する運びとなりました。
社外アイデア企画室㈱が主宰し、年商842億円以上の
王子物流株式会社をお招きして講演して頂きます。
是非、ご参加頂ければ幸いです。
詳しくは、こちらを参考ください。
https://ideakikaku.com/2024buturyu/
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