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数値からわかる判断基準値について

次の数値を把握することには、ビジネス戦略の策定や業績の向上に直結する多くのメリットがあります。

1)顧客の平均LTV(顧客生涯価値)は何円ですか?
2)注文件数は何件ですか?
3)顧客数は何人ですか?
4)売上金額を税込み金額で提示する
5)売上金額を20%アップするといくらになりますか?
6)5番の売上金額が20%アップするための平均単価はどうなりますか?
7)5番の売上金額が20%アップするための平均件数はどうなりますか?

顧客の平均LTV(顧客生涯価値)
LTVは、顧客が企業に生涯でどれだけの収益をもたらすかを示す指標です。
この数値を把握することで、以下のメリットがあります。

マーケティング投資の最適化
LTVを基に顧客獲得コスト(CAC)の適正範囲を判断できます。
LTVが高ければ、広告費を積極的に投資しやすくなります。

重点顧客の特定
LTVの高い顧客属性を分析することで、
優良顧客をターゲットにした施策を打つことが可能です。

長期的な成長戦略の策定
短期的な売上よりも、顧客を長期的に
ファン化させる方針を明確にすることができます。

注文件数
注文件数は、顧客がどの程度頻繁に商品を購入しているかを示します。

この数値を把握するメリットはリピート率向上施策の評価
頻繁に購入する顧客の特性や購買パターンを分析することで、
全体のリピート率を向上させる施策が可能です。

季節性の把握
注文数の月別や季節別の推移を把握することで、
需要が高まる時期にキャンペーンを集中させられます。

オペレーションの効率化
注文数を把握することで、物流や在庫管理の計画を最適化し、
コスト削減につなげられます。

顧客数
顧客数を正確に把握することで、次の価値が得られます。
市場規模の評価
現在の顧客基盤の規模を把握し、将来的な成長余地を見積もることができます。

セグメンテーション
顧客属性を基に、顧客の多様なニーズを分析し、
それに応じたサービス提供が可能になります。

潜在顧客の掘り起こし
顧客数が増加していない場合、新規顧客獲得に向けた施策を
立案する必要性が明確になります。

売上金額(税込)
売上金額は事業の現状を把握する最も重要な指標です。

この数値を知ることで
収益構造の分析
収益源が特定の顧客層や商品カテゴリーに偏っているかどうかを確認できます。

目標設定の基準
今後の売上目標や、投資計画の土台となる具体的なデータを得られます。

売上金額を20%アップした場合
20%の売上増加を仮定することで、事業の成長余地を計画的にシミュレーションできます。

利益率の向上
売上増加がそのまま利益に直結するため、どの程度の増益が可能か予測できます。

施策の具体化
売上増加に向けた施策(広告費増加、キャンペーン実施など)の必要性を評価できます。

20%アップ後の平均単価
売上増加を達成するための単価を計算することで商品価格の調整
価格帯を見直す必要があるかどうか判断できます。

販売戦略の精度向上
値上げが可能な商品や、新規投入商品のターゲット価格設定が容易になります。

20%アップ後の平均件数
売上増加に必要な注文件数を把握することで
プロモーションの適正化
どれだけの追加注文が必要かを基に広告出稿やキャンペーン規模を設計できます。

顧客満足度向上
リピート率向上施策が売上アップに直結するかを確認できます。

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通販プロデューサー&通販コンサルタント通販コンサル  西村公児
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos