X-Techがマーケティング4.0のメインに
自社のビジネスモデルに他社のビジネスモデルを
加味することで見えてくる世界があります。
それは、X-Techです。
X-Techとは、
「何か」=X
「デジタルテクノロジー」=Tech。
これを合わせて「X-Tech」
です。
代表的なテクノロジーで掛け算したのがX-Techで、
「何か」とデジタルテクノロジーの
掛け合わした造語の総称です。
既存の産業とテクノロジーをかけ合わせて、
新たな価値や仕組みを提供することを定義しています。
このX-Techは、AI・IoT・クラウドの
テクノロジーの発展を追い風に、
世界的に人気が高まっています。
小売業の変革はX-Techに置き換わっていきます。
その代表的な概念はRetailTech(リテールテック)です。
アリババさんが提唱しています。
更に、MA(マーケティングオートメーション)などの
自動化ツールを使って一気通貫しているモデルが
今はメインになりつつあります。
その概念が生まれた中には、マーケティング(Marketing)と
技術(Technology)を掛け合わせた造語があります。
企業がマーケティング活動にITを取り入れることで、
より効果的なビジネスを展開できるようになります。
この言葉は、2014年頃からアメリカで使われるようになりました。
MarTech Todayというマーテックにそのヒントが沢山あります。
ECの発達やスマホを介したサービスの多様化によって、
オンライン上で商品を選んだり、
予約する際に口コミをチェックしたりするのが当たり前になりました。
あなたも知っている
・SFA (営業支援システム)
・MA(マーケティングオートメーション)
・BI(ビジネスインテリジェンス)
・CMS(コンテンツマネジメントシステム)、
・DMP(データマネジメントプラットフォーム)
・SNSのプラットフォーム
・メール配信システム
があります。
そのため、デジタルプラットフォーム上での
消費者の購買行動を視野に入れた
マーケティングが必須な訳です。
こんな時代だからこそ、
新しい価値を生み出すX-Techとは?
1 FinTech(フィンテック):金融
2 InsurTech(インシュアテック):保険
3 GovTech(ガブテック):公的分野
4 LegalTech(リーガルテック):法律
5 CleanTech(クリーンテック):環境
6 EdTech(エドテック):教育
7 MedTech(メドテック):医療
8 FashTech(ファッシュテック):ファッション
9 RetailTech(リテールテック):小売
10 FoodTech(フードテック):食料
11 AgriTech(アグリテック):農業
12 HealthTech(ヘルステック):ヘルスケア
13 HRTech(HRテック):人材
14 MarTech(マーテック):マーケティング
15 AdTech(アドテック):広告
16 RETech(リーテック):不動産
17 SpaceTech(スペーステック):宇宙
18 SportTech(スポーツテック):スポーツ
が産業として生まれています。
その中で時代の最先端をいっているのが
FinTech(フィンテック)です。
FinTech(フィンテック)
=Finance(金融)×Technology(技術)
の造語です。
ITの技術で金融関係のサービスが
行われることを指します。
スマートフォンなどを使って支払いを行う
モバイル決済や、仮想通貨、低コストの
国際送金サービスなどの
ITを活用した様々なサービスが出てきました。
テック企業はデジタルビジネスのプラットフォーム
となる基幹情報のコアシステムを提供しています。
その上でサービス利用料をサブスクリプションで
得るビジネスモデルです。
最先端の情報通信技術を巧みに組み合わせて、
業界の垣根を超えたサービスを提供しています。
結局は、様々な産業がITと結びつく事で、
いままで考えられなかった新しいサービスや、
利便性向上が期待できます。