社長のビジネス脳をワークアウトし消費を時系列でみると・・・
小さな会社のための
社長のビジネス脳をワークアウトする
Workout Business School(WBS)
のライブを開催しました。
アフターコロナ時代の緊急SOSに代わる新しい消費とは?
のテーマでお話をします。
コロナ前は、消費の傾向がモノ消費からコト消費に
移行していると言われていた時期で
モノが溢れかえっていました。
アフターコロナの消費は、
トキ消費を超えてイミ付け消費になっています。
コロナ前の日本では、
モノ消費からコト消費への移行が進んだといわれているのは、
1990年代後半~2000年代(ゼロ年代)ごろです。
高度経済成長期からバブル期までの
モノ消費の時代に人々が消費していたのは、
商品やサービスそのものでした。
言い換えれば、商品・サービスの機能でした。
直近のコロナ前は、商品やサービスがあふれる中で、
欲しいモノが特にない
欲しいモノがわからない
と感じるようになって売り方が難しくなっていました。
それだけ、より精神的な豊かさを
求めるようになったと感じています。
まさに、コト消費です。
コト消費は、モノやサービスを購入することで
得られる体験を消費することを指します。
「●●を買うとこんな体験ができる」
という発想消費で、カスタマーエクスペリエンスです。
その昔の日産自動車のCMで「モノより思い出」
が端的に表しています。
その次の時代の流れがトキの消費です。
キーワードは、
①非再現性
②参加性
③貢献性
です。
たとえば、ハロウィンで仮装した人々が
自然発生的に渋谷に集まってワイワイにぎわいました。
消費者自身が年1回きりの
盛り上がりを生み出しているトキ消費のひとつですね!。
震災以降、社会に貢献しようとする「イミつけ消費」があります。
イミ付け消費は、商品・サービス自体の機能だけではなく、
それらに付帯する社会的・文化的な「価値」に
共感して選択する消費行動です。
たとえば「環境保全」「地域貢献」「正義」「歴史・文化伝承」「健康維持」
などがキーワードです。
消費行動が変化している背景にあるのは、
スマートフォンなどのモバイルデバイスとSNSの普及
だけだと思われていました。
しかしアフターコロナ後の新しい生活様式の
確立がまさにイミ付け消費になります。
より多くの人々が自身の体験を
シェアするようになりました。
それらの投稿を見るだけで
消費者はあらゆるコトを疑似体験
できるようになったのです。
さらに5Gの技術でますます、
体験の情報が氾濫してきました。
人々は既存のコトには目新しさや
魅力を感じなくなっているともいえるかもしれませんね!
インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos