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SWOT分析は、項目の洗い出しだけでは意味がないって本当?!

ビジネスにおいて戦略を立てるためには、
外部環境と内部環境の両方を正しく
把握・分析することが必要不可欠ですよね。

SWOT分析を活用することで、
先程紹介した4項目を軸に、
今後の戦略やビジネス機会を
導き出したり、課題を明確にすることができます。

本題へ

強み、弱み、機会、脅威の4つのポイントを
2×2のマトリックスにして、
それぞれの戦略を練るSWOTという考え方をお伝えします。

この分析手法では、縦軸に「強み」と「弱み」
横軸に「機会」と「脅威」
と置きます。

これを見ると、左の上は、自社の強みがあって
なおかつ機会もある、ということになります。

自社の強みを活かして、機会を最大限に
利用するにはどうしたらいいか?

ここはやはり、積極的な攻勢に
出たほうがいいでしょう。

次に、右の上、自社の強みがあって
脅威もあるところです。

ここは、自社としては強いのですが、
市場は縮小していくかもしれないところです。

そうすると、需要が減っていくわけですから、
他社とはここが違うんです
ということをしっかりと打ち出していく
差別化戦略をとっていくということです。

次に、左下、機会はあるけれども
自社が弱い、というところです。

自社の弱みによって、せっかくの機会を
取りこぼさないためにはどうしたらいいか?

ここは、段階的な施策を打っていくことになります。

市場が伸びている中であっても、
強みを持っている企業に勝つのは
非常に難しいことです。

ですから、小さく産んで大きく
育てていく必要があります。

MVPのプロトタイプ型の商品を
展開することをお勧めします。

最後に、右下、自社が弱く、
脅威もあるところです。

自社が弱くて、市場が縮小している、
リスクが高いところです。

ここは、想定される最悪の事態を
避けるにはどうすべきかを考えて、
撤退、あるいは防衛しなければいけません。

このように、4つのポイントから
課題を洗い出し、いかに自社の強みを
活かして機会をとらえます。

弱みを克服しつつ脅威を取り除くのか?
その戦略を導き出していくのです。

ただし、このSWOT分析、
またマトリックスにおいても、
強み、弱みをそのまま受け入れて
しまうより、本当に、そうなのか?
と突っ込んで考える必要がありそうです。

例えば、戦略を考える際、要員が足りないことは
普通はこれを「弱み」ととらえるのです

しかし、スモール事業の場合、
逆転の発想で、小さな規模感は
小回りの利く「強み」ととらえ

少人数でなければできないこと、
少人数だからこそできることを
徹底的に考えいきます。

その強みを活かして、独創性のあるチラシを作り、
きめ細かなサービスを提供する
という独自のスタンスに行きついた例もあります。

このように、常識で考えれば
という呪縛から離れることが、
特に競合が強い場合には必要になってくるでしょう。

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