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極楽浄土へ
義父が日曜日に亡くなりました。
84歳。
昨年秋 鎖骨あたりにコブが出来てると気にしていて総合病院で検査するとガンと診断され抗癌剤治療中でした。
お正月に会いに行くとコンコン咳してたので ちょっと嫌な感じと思っていたら翌日に肺炎で入院 あっと言う間に亡くなりました。
死亡診断書の死因はCOVID-19 。
私の母は12年前 肺腺癌で その半年後 父が間質性肺炎で亡くなったので両親の事を思い出しました。
打ったらあかんでと言っても真面目な義父 6回目のワクチン接種後 夜中トイレで軽い脳梗塞で倒れてました。
84で抗癌剤治療せなあかんのかやら色々考える事はありましたが肺炎や肺癌で長い間 息ができない親を見ていたので あまり苦しまず旅立てたかなと思っています。
さて私の住む大阪市は斎場が1週間待ちは当たり前。12/24に得意先さんのお母さんが亡くなり 大阪市内やと焼くのは年明け3日 なのであちこちに聞いて隣の堺市にお願いして それでも29日に焼いてもらえたそうです。ただ市民じゃないので費用は10万円。10日も霊安室に預けるのも申し訳無いですし しゃあないですね。
で大阪府民の義父はと言うと翌々日が空いてる?空いてるて?と聞くと友引なので空いてると言うんですが 義父のお寺さんは浄土真宗で 和尚さんに聞くと
友引は関係ない 逆に「お父さんは人を連れて行くような悪い方ですか?」とお説教をされたようで無事 友引でお葬式を行いました。
六曜を見ると友引の語源は 共に引き分ける から来てるので気にしなくてもいいみたいですが 私には小学校の夏休みの昼にみた「あなたの知らない世界」の怪談話が今でも脳裏に焼き付いてます。
友引を逃して順番を待つと1週間後です。ちなみに私の母は12年前の1月の寒い日に亡くなり翌日にお葬式 父は9月 残暑残る日に亡くなり翌々日にお葬式できました。
高齢化ではない 何かが確実に起こってますね。
浄土真宗では亡くなると すぐにお迎えが来てくれて極楽浄土に行くので三途の川も渡らず六文銭もいらないそうです。
とても見事なお唄ようなお経を読まれる和尚さんで お通夜では 「みほとけにいだかれて」という仏教讃歌を歌ったりと 初めての浄土真宗のお葬式 勉強になりました。