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謎空間:友達ができたよ

「今日は皆にお友達を紹介するね!」
「入ってきて― 」

「この子は、テュケーちゃん」
「リソースを貸したり貸されたりするトランザクションの達人なんだよっ!」

「テュケーです。よろしくお願いします」

「エブモスとは、どこで出会ったのかしら?私、この子見たことが無いわ」

「うん!彼女はね。私の本体の上に生じたdappsのだよ」

「うぇっ!エブモスのdappsの意識体なの?大丈夫?」

「大丈夫とは何よ!ソラナちゃん。しつれーだよ!」

「そうはいっても、おっちょこちょいで動き回って落ち着きのないエブモスのdappsなのだもの要注意な感じがするわ」

「よく『ほげー』って止まっちゃうソラナちゃんに言われたくないよ!」

「何?やるのかしら。エブモス?勝負事だったら受けて立ちますわよ」

「まってまって!二人ともそんなに怖い顔しないで」

「テュケーちゃん!」

「私は、まだ、出来立てのdappsの意識体。だけど、エブ子ちゃんを支えられる様なdappsになれるよう頑張ります」
「だって、エブ子ちゃんは、イーサリアムとコスモスを繋げる希望だもの」
「私、しっかりと支えたいの」

「ふーん。で、あなたは何ができますの?」

「レンディングです!」
「NFTも取り扱う予定です!」

「えっ!結構やるじゃない!」

「ほえ?それってすごいことなの?ソラナちゃん?」

「凄いって、エブモス、あなたね~。彼女は、コスモスエコシステムの中で初めてのレンディングプラットフォームって言っているのよ」
「これ、すごいんだから!」
「よくエブモスのところで作ろうと思ったわね」
「Cosmos-SDKを取り込んで自立してやろうって思わなかったの?」

「それも、思いましたが」

「んーーー!!」

「わぁ!ふくれないでくださいエブ子ちゃん」
「でも、なんかエブ子ちゃんの活躍を見ていたら、私、この人と一緒に生きたいって思ったんです」

「いきなり湿度が高い発言がきたわね」

「重いんだよ、テュケーちゃん!」

「わぁ、ごめんなさい。エブ子ちゃん。かくなる上は、エブ子ちゃんは、私が責任を持って嫁にします!」

「それは、早まりすぎだよ!テュケーちゃん」

「そ、そうですね。まだ、お付き合いしたてなのに結婚は早すぎましたね」
「まずは、二人きりのお泊りデートを挟んでそれから」
「あぁ、季節のイベントとかいいですね」

「ねぇ、dappsって、総じて湿度高い系女子が多いのかしら?」

「そんなことは無いぞ。私は、PoWを愛しているだけだからな。その結果が、ああなってしまっただけであってだ」

「ちょっと!MakerDAOは黙ってくれるかしら!?」
「というより、あなた、何故ここに来れているのかしら?」

「dappsの愛について聞かれた気がしたからな。つい、来てしまったというわけだ」

「わけだっ!じゃないでしょ!まだ、本編でガンガンにシリアスやっているんだから、とっとと戻ってください!」
しずしずと退場するMakerDAO

「あぁ、dappsは皆、思いが強いだけなんだ。だから、別に湿度が高いとかそういうのじゃないから」

「帰り際に、往生際も悪いですわ!とっとと退場してください!」

「ああ、帰らせてもらうよ」

「まったく」
「って、あなた何やっているのよ」

「ソラナちゃ~ん、たすけてー」
そこには、エブモスの腕に自身の腕を絡ませながら、うっとりしているテュケーがいた。

「もう!わたくしの見ていない間に何をやっているのですか!」

「スキンシップ?」

「駄目だわ。この子も天然みたいね」
「で、なんでこの子は、あなたのこと好きなわけ?」

「それはね。シルバーゲート編を見てね」

「まだまだ、先じゃないの!」
「こら、LiLa(L)さっさと本編を観測しなさい!」
「メインシナリオ登場前に新キャラ実装しているんじゃないわよ!」
「どこのソシャゲよ!」

「ソラナちゃん、メタいよ」

「エブモスもエブモスよ。ほら、何か言ってあげなさい!」

「えっと、友達沢山増えますように、よろしくLiLa(L)さん」

「いーよー」

「観測者がブロックチェーンの世界に現れるんじゃないんですの!」

「ほらほらソラナちゃん、おちついて。どうどう」

「ん。エブモス。わたくし、ツッコみ疲れてしまいますわ」

(ちょっと、この調子でもう一人紹介したいなんていったら、ソラナちゃんに怒られちゃいそうだなぁー)

「エブモス、私をいつまで待たせるつもり?」
そこには、ピンクゴールドのアシンメトリーなショートヘアーの少女がいた。
短めのパンツを履き、腰回りにマントの様なスカートを付け、上はブラウスのスタイルの少女がいた。

(可愛い!)
(って、わたくしまでどうしたのかしら!)

「エブモス、彼女は?」

「この子は、リネアちゃんだよ!」

「イーサリアムから参りましたzkロールアップ家のリネアと申します」
「以後お見知りおきを」

「ちょっと待ちなさい。あなた、いつの間に、イーサリアム領域の子とも仲良くなっているのよ!」

「彼女はね。私がノノと一緒にイーサリアムに行ったときに知り合ったの」

(知り合ったって距離じゃないくらいぐいぐい来ている様に見えますわ)

「知り合っただなんて、なんて他人事」
「エブモス、私とあなたはフィアンセじゃなくて!?」

「、、今度は何をしてきたの?エブモス?」

「うーん、ただ、ノノと一緒に冒険していただけなんだけどなぁ」

「私という者がありながら、ノノお姉さままで!エブモス!あなたという方は!」

「押しかけ女房でも、引き寄せるトランザクション、放っているんじゃなくて?」
「ちょっと、アバランチさんに見てもらった方がいいかもよ?」

「うーん。そうだね」

「で、彼女は、どこで仲良くなったのかしら?」

「シルバーゲー」

「さっさと観測して認めなさいですわ!LiLa(L)!」

「ソラナ嬢、そんなに叱られて僕、こまっちゃうなぁ~」

「観測者のくせにわたくしに怒れれているんじゃありません!」
「しかも、喜んでいるとか!」

「ご褒美でございます」

「エブモス、許可するわ!E-SCANでそいつを打ち出してしまいなさい!」

「えっ、でもこの人、いちおう観測者さん、、」

「いいから!」

「E-SCAN起動!次元位相演算開始、3,2,1 発射!!」

「ちょっと!僕、観測者よ!」

「言い訳はいいのよ。さっさとノノの冒険を観測して認めてからにしなさい!」

「ふぅ、やっと静かになったわね」

「ソラナちゃんは、LiLa(L)さんのお気に入りだからね」

「はぁ、アイツのお気に入りだなんて」
(まぁ、誰かに思われるのは悪いことではないわね)

「ソラナちゃん、恋する乙女の顔している」

「なっ!そんなことあるわけないじゃないの!」

「口調、みだれていますわよ」

「エブ子!!」

「ソラナちゃんが怒ったーー」

「エブ子ちゃん/エブモスもソラナさんもいないけど、ここは私達でしめちゃおっか」
「テュケーと」
「リネアです」
「まだまだ、登場は、あとだけれど、よろしくね!!」

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