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広重の薩埵峠を目指して

2013年5月5日。広重の版画で有名な薩埵峠を目指す。
ちょっとピントがずれてるけど、休日乗り放題きっぷ。

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興津駅前。8時20分ごろ。ここからガイドマップにしたがってウォーキングコースをゆく。

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身延路標識。「身延山道」と石に書いてある。

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宗像神社。祭神はもちろん宗像三女神。

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由緒書きが興味深い。
まず,興津の名の由来について,奥津島姫命の名によったとも伝えられている。昔の神社は東海道沿いにあったと思われ,多分高波を恐れて現在地に遷座したのだろう,とも,
 東海道線の踏切を渡ると標識が。車はこの先行き止まり、さった峠左矢印。左上の地図を見ると現在地の赤い点から右へ行くようになっている。なるほど、歩行者はこっちか。

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標識に従って進む。もちろんそれだけでは不十分なので地図も頼りに。
白髭神社。祭神は猿田彦。

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坂を登って薩埵峠到着。

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駿河湾と山際を並走する国道、東名高速、東海道線。展望台はもう少し先だ。

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さらに歩く。休憩所。

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展望台からの眺め。広重の版画にもある有名な場所・・・・ あれ?

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富士山がいないではないか!正面に見えるはずなのに。一面雲がかかっている。
他は雲一つない青空なのに、富士山だけが雲の中にすっぽりと隠れている。
(この日、帰りの時刻まで富士山頂は雲の中だった)
由比駅まで3km。畑の中を歩く。このあたりの山はみかん畑。イチジクもある。何ヶ所か、みかんの良心市。ここは有人だった。キヨミ6個入り100円を購入。

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結構急な坂道をどんどん下る。みかんの皮を沿道の畑に返しながら1個食す。まもなく里へ。
鞍佐里(くらさり)神社。ヤマトタケルゆかりの神社。

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八坂神社。社伝の案内はなく、祭神は不明。でも八坂というからにはスサノオでしょう。階段は45°ほどの急勾配。

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小池邸。入場無料。武田氏家臣の小池氏が代々寺尾の名主を務めていたという。

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中に入ると庭には水琴窟。庭もしゃれている。

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由比にも宗像神社。海の守り神だからでしょう。

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由比駅前。この先は由比桜えび通り。

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さて、まだ11時前。この先に由井正雪生家があるのでそこまで行く間に桜えび料理があれば食べよう。
しばらく行くと漁港の案内板。かきあげが食べられる、というので行ってみたら、すごい行列。1時間はかかりそうなのでパス。

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さらに行くと、「そば上の」の看板。かきあげそばがあるかな、と左へ折れる。
店の前には限定というメニュー。入ってかき揚げとせいろを注文(更科のようです) 値段も聞かずに頼んだけれど、このりっぱなかき揚げ。普段の昼食予算の2倍強でしたが、まあご当地ならでは。そばもかき揚げも値段相応でした。

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由比本陣公園。東海道広重美術館がある。この向かいが由井正雪の生家、正雪紺屋。

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おみやげは桃林堂でサクラエビまんじゅう。知っていたわけではなくたまたま。

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今日は休日乗り放題きっぷ。午後はさらに富士宮へ。(つづく)