再帰図形(3)
L-Sytem では,イニシエータとジェネレータを作ってフラクタル図形をタートルグラフィクスで描きました。
再帰図形(2) では,ジェネレータだけで反復関数系で置き換えをしました。これに,初期図形のイニシエータを設定すると,コッホの雪片曲線などが描けます。L-System と異なるのは,イニシエータもジェネレータも,1辺の長さや2辺のなす角が自由だということです。
再帰図形(2) で作ったプログラムで,はじめをイニシエータに変えるだけなので,イニシエータ Initiator を作っておいて「pl=Generator」を「pl=Initiator」とすればよいのです。
はじめは,雪片曲線の設定になっています。右側がイニシエータで正三角形。
反復数を1にすると,イニシエータの3つの辺をジェネレータで置き換えます。
反復数を増やしました。
ジェネレータの向きを逆にします。方眼がありますが,スナップ(格子点にぴたっとフィットする)は外してありますので合わせることができるはずです。(スナップをONにしたらうまくいきませんでした)
イニシエータを正方形にしました。始点と終点を重ねますので,点の数は5にします。
イニシエータは正方形のままでジェネレータを変えました。
この他,いろいろ試せるでしょう。