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姨捨:善光寺平の夜景

 2014年8月20日,青春18きっぷで信州へ。
 身延線経由で長野へ。身延線経由にしたのは、小淵沢に寄るためである。さらに、小淵沢から野辺山まで行き、ひさしぶりに最高地点のレストランへ行くのがオプション。ところが、富士駅で待ち時間をうっかりし、トイレにいっている間に列車がでてしまうというミスで、1時間以上の遅れになってしまった。
 まあ、気ままな旅でもあるので、甲府着はすでに13:00を回っていたが、駅そばを食べ、ちょうどきた韮崎行きに乗って韮崎駅へ。次の電車で小淵沢まで。小海線の列車がとまっているが、これには乗らない。野辺山行きは中止である。

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目的は、駅前の喫茶店。およそ40年前、松原湖での合宿にいく途中に寄った駅前の喫茶店である。印象がよかったのだが、名前は忘れている。駅前。gooの地図で調べた限りではすぐ前の「白樺」ではないかと思われたが

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営業していない。どころか、もうやっていないようだ。それに、印象が違う。

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時間はあるので、自転車を組み立てて周辺を回って見たが、それらしいものはない。もう、当時の店はなくなってしまったのか、それとも私の記憶が変化してしまったのか。いずれにしても、あの時行った喫茶店 は、もはやまぼろしである。
小淵沢からは、予定通りの電車。長野行きだが、松本で35分も停車する。

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さきほど乗ってきた長野行きの待ち時間の間に、特急が一本行くのだが、実はもう一本ある。快速のリゾートビュー ふるさと だ。全席指定。指定料金は520円。停車駅は姥捨だけで長野までいく。先ほどの長野行きとは10分少々しか違わないが、これに乗る。

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先頭車両は展望車になっている。ここは指定席ではなさそう。さっそく一人の若者が陣取っていた。

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犀川。梓川がこのあたりで犀川となる。

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姨捨到着。いまきた列車が戻っていく。スイッチバックなのだ。

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姨捨着18:06。今日の一番の目的地。
跨線橋を渡り、反対側のホームに。駅舎と、善光寺平を撮る。日本三大車窓だそうだ。右手に見える棚田が、いわゆる「田毎の月」の棚田。

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善光寺平。奥が長野市。

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その間に、列車が戻ってきて、下の線路を行く。

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スイッチバックといっても、この駅に停まるためのスイッチバック。停車しない特急列車はそのまま下の線路をゆく。駅の先に線路が延びているようだが、よくみると先で終わっている。

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駅の表示板にもスイッチバックの様子が描かれている。ネットに載っている古い表示板はもうない。

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駅舎の中。窓口の営業が終わっている。15:00までらしい。

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近くに「桜の清水」があるはずなので探してみたが、案内板もわからず、道もよくわからず。そのうち夕闇が迫ってきたので、もう少し待って、夜景を撮って、19:23の電車で長野まで行くことにした。当初は、千曲まで降りて千曲川を眺め、しなの鉄道で長野、というルートも考えていたが、こう暗くては千曲川の眺めも何もないだろう。ここの夜景を撮るほうがよい。(見出し写真)
夕闇の駅舎が郷愁を誘う。

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予定通りの電車で長野へ。明日は戸隠の予定。