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2年生:九九のれんしゅう
2年生の九九の計算ドリルには,次のものがあります。
九九をおぼえる
九九の初期にやるドリル
九九 同じかな
ひととおり九九をやったあと,答えが同じになるかどうかを問う練習
九九のカードあつめ
ひととおり九九をやったあと,答えが同じになるカードを集めるゲーム型ドリル
九九を覚えていくには,はじめの「九九をおぼえる」の練習をすればよいと思いますが,ひたすら練習するドリルも,現場の要請で作りました。
メニューは次のようになっていて,各段の練習からできます。すなわち,教科書を学びながら同時進行で練習することができます。
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練習画面は次のようになっています。
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答えは数字ボタンを押して入力します。16なら,1と6を順にクリックすることになります。
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これに対し,「九九をおぼえる」の画面は次のようになっています。答えは0から99までの数ボタンをクリックします。
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共通するのは,「しし」という言葉も表示されていることです。
よく,九九が「いえる」「いえない」といいます。言葉として言えるかどうかであって,4×4が16であることがわかるかどうかではありません。そこで,「4×4」を見て「しし」と読めるように表示しています。
違いは,「九九のれんしゅう」が単に条件反射的に答えを出せるかどうかであるのに対し,「九九をおぼえる」は,数の構造も画面に表示されることです。9つやれば,その結果が等差数列になっていること(もちろん小学校の算数ではこの概念は学びませんが)が示されます。これに慣れれば,九九を忘れても,数の構造がわかっていれば再現できる,というのが狙いなのです。
ですから,作者としてはこの「九九をおぼえる」で練習するほうがよいと思うのですが,現場としては条件反射的に答えが出せることも大事なのでしょう。
練習は20問がひとくぎりです。20問をミスなく答えられれば,賞状もどきが出ます。
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「ぜんぶのだん」では,2の段から9の段までランダムに出題されます。
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20問で区切りにはなりません。最大100問までできます。適当なところで「おわる」ボタンを押すことになります。
20問以上やって全問正解なら次の賞状が出ます。
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この「賞状」も現場の要請です。他のソフトで,成績優秀なら賞状が出るものがあり,児童が賞状が欲しいというので作りました。
児童にとっては,達成感が大事で,「九九のれんしゅう」と「九九をおぼえる」の違いはわからないでしょう。指導者が,どんな方針でこの2つを使い分けるかによって,効果は変わってくると思われます。