赤沢自然休養林と中山道トレイン
2017年11月2日,赤沢自然休養林の森林鉄道に乗りにゆく。帰りは今日から5日まで,4日間限定の中山道トレイン。
9:00のしなの5号で,10:25 に木曽福島に着く。
バスを待つ間,駅前の覚明堂でコーヒー300円(そばまんじゅうつき)を飲む。
11:00,おんたけ交通の赤沢線バスに乗る。
上松駅を経由して赤沢自然休養林へ。乗っている人は赤沢自然休養林行きの人たちばかりで,途中のバス停には停まらず。45分ほどで到着。せせらぎの里で昼食をとることにした。
山菜そばと五平餅
昼食後,12:30 の森林鉄道に乗る。森林鉄道は往復25分程度での運行で,30分おきに出ている。切符はひのきの板でできた記念切符だ。
こんな感じで森の中をゆく。時速8kmで片道10分程度。
終点の丸山渡停車場で機関車が前後に入れ替わる。帰りもそのまま乗れるが,大半の人はここで下車する。
ここから,森林の中の遊歩道を戻る。道は整備されていて歩きやすい。赤沢自然休養林には8つの散策路があり,川沿いの道(森林鉄道沿い)が「ふれあいの道」
駒鳥コースへ。途中のトイレは熊も利用するらしい。
ひのきのチップが敷き詰められた道もある。
駒鳥コースを回ってふれあいの道に戻る。鉄道の一部にはこんな石垣も。
中立橋
クマよけの鈴ならぬ、クマよけレール。鳴らしてみるとカチーンと音がした。
施設のあるあたりに帰着。川の水がきれい。
赤沢自然休養林からの帰りはバスでなく上松まで自転車 13km。川沿いの道。ゆるやかな下り坂で走りやすい。車もほとんどこない。
姫宮神社に寄る。鳥居がくずれそうだから気をつけろという縄。赤沢自然休養林の8つの遊歩道のうちの「姫宮コース」でここまでくるのだが,そのコースは今は閉鎖。ここから吊橋は渡れて,姫宮には行ける。
以仁王の姫(15歳)が平家の追手を逃れてきたという伝説の地。隠れ住むことができずに渕に身を投げたとか。その姫の霊を祀った神社。小さな社があるだけだが,中にある鏡はきれいに手入れされていた。
県道473号線に出る。ここも川沿い。紅葉の山々。
1時間弱で上松駅前に到着。少し時間があるので,かふぇ・りか でケーキセット。駅前では唯一?の喫茶店。雰囲気のよい店だった。
上松から「急行中山道トレイン」に乗る。2日から5日まで限定のイベント列車。以前,「ライナー」として走っていた車両ではないだろうか。東海道線のホームライナーと同じようなリクライニングの座席。
車内では,桧の記念栞などを配り,ホテル木曽のスイーツセットなどの車内販売もあった。私が乗ったのは3号車(全席指定)で,だいぶすいていたが,1号車は満員だったらしい。そちらで売りきれたのか,こちらに車内販売がきたのは1度だった。
おしまい