丸子吐月峰と,たがたのそば
2015年9月,静岡・丸子の吐月峰へ。目標は丸子から吐月峰を越えて牧ケ谷へ抜けることだったが・・
JR静岡駅から自転車。安倍川近くにある,せきべやへ。元祖安倍川餅の店。右に見えるのが安倍川の橋だ。
店内には短冊に来訪者の名前。黒柳徹子,いかりや長介,谷啓や山藤章二などたくさん。食べたのは辛み餅。すりおろしわさびで食べるのだ。9個で600円。お土産も買う。
丸子まで20分程度。丁子屋を過ぎて,右折。道が細くなった。
吐月峰柴屋寺到着。
庭園には家康公手植の槇がある。
柴屋寺から先へ。小学生の時,父とこの先の山を越えて牧ケ谷へ出た。
そのとき,丁子屋付近で昼食をとるかと聞かれたが,小学校低学年ではとろろ汁のおいしさもわからず,ジャムパンを買ってもらって山の上で食べた記憶がある。父はとろろ汁を食べたかったのだろう,と今にして思う。
山越えの道は記憶がなく,自転車でいけるかどうかもわからないが,ともかく行ってみる。
農道を行ってみたが行き止まり。戻ってみると,先ほどは気がつかなかった「牧ヶ谷」という道しるべと石の道標を発見。
しかし示す先は道というようなものではない。薮の中に道らしきものを発見。
山道なので自転車はフレームを持って上がる。足跡があるので行けるのだろう。しかし,程なく道を遮る倒木と赤いリボン。つまりは通行止めということだろう。
徒歩なら道があろうがなかろうが行くのだが,自転車を持っていては困難だろう。やむなく引き返す。もうあのときの山道はないのかもしれない。
あとはそのまま今来た道を静岡市街地へ戻り,一度行ってみたいと思っていた「たがた」へ。
店主は,井川で井川在来種の蕎麦の復活を手がけている。ここには二八,十割のほか,九一というのがあった。これを食べて帰宅。