ニワトリがプロの接客を学んだ話
記憶力のレベルがニワトリ以下の私は、幸せなことに、嫌なことをすぐ忘れます。この能力のおかげで、起業して14年、嫌いなヒトもいないし(嫌なことをされてもしばらくすると忘れるという)、毎日感謝しかない幸せな毎日。忘却力って大切です。
とはいえ問題点もあり、すぐに忘れてしまうひとつに「人の名前」があります。偶然お会いした際に咄嗟にお名前が出ないとなると、これはビジネスにおいて致命傷です。すみません。
先日、ご紹介されてあるBarに伺いました。お店に入るまですっかりその存在を忘れていた(ニワトリ以下なので)のですが、お店に入ってふと思い出しました。以前、近所に住んでいた時に、来たことにあるお店でした。
カウンターで、おしゃべりをしながら、オーナーにふと「私、以前にも1回来たことがあるのを思い出しました」と伝えたところ、意外なお返事が。
「はい。覚えてます。赤眼鏡(私、仕事の際は赤いめがねをかけてます。)のえーと浅野さんですよね。」と・・・。びっくり。
来たと言っても、もう7年以上も前、大騒ぎしたわけでも、長居した訳でもないのに。さらにオーナーは、「えーと、食のお仕事で、栄養士さんでしたっけ?〇〇さんと来てましたよねー」
もう脱帽の一言。これぞ、プロの接客。プロの記憶力。
自分のニワトリ以下の記憶力を深く反省しつつ、酔えないシャンパンを飲んだ夜でした。
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