「バーフバリ」前代未聞の絶叫上映オールナイト 全力レポ【前編：準備編】

これを書いている今、自作のティッカが出来上がるのを待っています。

何かと世間を騒がせている話題沸騰のインド映画超大作『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』。
その、前代未聞！普段はあいていない新宿ピカデリーのオールナイト、しかも6スクリーン計1200人以上という破格のサイズでの絶叫上映が明日に迫っているのです。

昨年4月の前編『～伝説誕生』を公開と同時に観て、その魅力はTwitterでも残していたし、当然後編『～王の凱旋』は初日に観て歓喜していたので、本当にここまでファンの口コミと熱量で広がっている事に、イチ映画ファンとして、イチ洋画復活推進委員として、イチインド映画好きとして、そしてイチ業界人として驚きと喜びを感じないわけがありません。

★note参戦前だったので、Twitterでのレビューをメモ。
　伝説誕生

　王の凱旋

（我ながら、本気で語彙力を失っている感想だ・・・。）

今回、Twitterでのこの語彙力のないレビューがある意味きっかけで、いろいろと縁あってこの絶叫上映を（本当に微力ながらですが）お手伝いさせて頂く事になりまして、嬉しくてたまらないnowを前編、どうなるかわからないけどオールナイト終了後にきっと書くはずの後編の二部作で、「バーフバリ」のこの圧倒的な巻き込み型エンタテインメントとしての凄さをお伝えできればと思っています。

～前編：準備編～

そもそも「バーフバリ」とは、古代インドの神話的叙事詩である「マハーバーラタ」をベースに、インド最高の製作費をかけて製作、そしてインドの興行成績を塗り替える特大ヒットを記録したインド映画の超大作。
そのカリスマ性で民に支持された王アマレンドラ・バーフバリと、王族内の政変で王都を追われながらも流れ着いた町でたくましく成長したアマレンドラの子マヘンドラ・バーフバリ。その二世代に渡る英雄の武勇と愛を、荒唐無稽で超迫力のアクション、絢爛豪華な歌とダンスで描くエンタテインメント。

その過剰に過剰を塗り重ねたような濃すぎる展開と画、スクリーンから発火してもおかしくないような熱気、なにより観客が皆前のめりに参加せずにはいられなくなるほどの吸引力を持った怪物級の作品！

いやー、ほんと、画が強い映画は最高だなと思う。
「300」でジェラルド・バトラーの「This Is Sparta！」のシーンが5時間続くような、「マッドマックスFR」の火炎放射ギタリストが5時間ライブするような、そんな感じ。つよいは正義。

そんな作品を、鳴り物ＯＫ・コスプレＯＫ・コールＯＫというフェス的感覚で観客参加型で上映してしまうのがこの「絶叫上映」。
ちょっと真面目な話、映像コンテンツの今後の形の一つはこれだと思うんですよね。

「モノからコトへ」とか、「体験消費」とか言うけれど、要はあるものや人を愛する同志たちがその場にリアルに集い、各々がその時間を共に最大限楽しもうとする事でさらにコミュニティが強固になっていくという。
SHOWROOMをリアルな場でやってる感じ。紙吹雪1枚1円とかだったら買うもん。投げたいし。
そしてそこに参加している観客とのインタラクションもどんどんコンテンツになっていく。
ハイクオリティコスプレの人とか、面白いツッコミ飛ばす人とか、謎の自作グッズ作ってくる人とか、それ目当てに来る人もいるからね。
そしてその“楽しさ”が波及してどんどんコミュニティの周縁が広がっていく。

そんなコミュニティ論としての興味も実はあるんですけど、まあ今はとりあえず明日の衣装の準備中。

この法廷シーンのデーヴァセーナ風でいく予定です！

■買ったもの
①衣装：サリー、チョリ、ペチコート
赤いチョリに緑のサリー！池袋インドサラサで買いました。
ECサイトもあるよ。　
http://www.indosarasa.com/
確か全部で1万2000円ぐらい。
着方教えてくれるし、店員さん「バーフバリでしょ？」ってもはや聖地と化しているようで、私が行った日もおそらく明日参戦組と思われる女性がちらほら。

②アクセサリー：バングル、ネックレス、ティッカ
映画に寄せて、ゴールド目のもの中心にTIRAKITAで！
https://www.tirakita.com/
ティッカは気に入ったやつが売り切れだったので、インドサラサで買ってあったベーシックで安い3点セットのティッカを土台に、TIRAKITAでネックレスにセットでついてきたピアスを加工してくっつけてネックレスとおそろいのティッカをまさに今制作中。
ピアスはそもそも穴が開いていないので、他に使えそうでよかった。
全部で8000円ぐらい。

とにかく、本家V8Japanの皆さまの本気の仕事ぶりには感服します！

明日劇場でお会いできる皆さま、めいっぱい楽しみましょう。
そして、劇場には来れない皆さまもTwitterで同時再生祭があるよ。
最終開始のスクリーン９に合わせて、配信やＤＶＤで是非一緒に盛り上がりましょう～
ジェイ！マヒシュマティ！

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