【映画】眩暈 Vertigo
恥ずかしながらジョナス・メカスの作品を一度も観たことがなく、吉増剛造の大ファンというわけでもないのに、特設サイトを覗いた時、なぜかこの映画を観たいと思いました。説明書きから、ひとりの人間が旅に出て、ひとりの人間を追悼する映画らしい、ということが分かったからかもしれません。亡くなった人が食べて寝て起きて、の繰り返しを過ごした生活の場に足を踏み入れるとは、とてつもない旅ではないか、と思ったのです。懐かしんだり思い出を語ったり、という温かくて安全な旅にはとどまり得ず、遂にかたち
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