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オフ会に来る面倒臭い奴をどう躱すか

オフ会に来る面倒臭い奴に関しては以下をご参照ください。


オフ会のジレンマ

 私が考えた法則に「オフ会のジレンマ」というものがある。簡単に言って仕舞えば「オフ会を開催すると発表すると来て欲しくない人間ほど申し込みが速い」という事である。多分誰か他の人間も思っていたり似たような考えはあるかもしれない。とりあえず私がオフ会に参加・主催する立場に立ったのでこの法則はどちらの立場から結構な回数で経験したので信憑性は高いだろう。そういうことも踏まえて運営側の立場から、参加者の立場から面倒臭い連中をかわす方法を考えていこうと思う。

運営の立場から

企画・募集段階において

 オフ会を主催する場合、人を募集する時はさまざまな手段を使うことができる。Peatix等を使う、ジモティーを使う、連携アプリを使うなどなど…
ただ、これらの機能の問題点は参加者一覧が見れる場合が多い点である。
 誰が参加するかという情報は、面倒くさい奴にとって一番重要な情報である。SNS連携がされているのであれば

 自分の中で一番ベストな選択は「DM機能」だと思う。どのDMを使うかは主催者の趣向で構わない、Xでもインスタでもいい。DMの一番のメリットは応募状況の一切を参加者側から一切ブラックボックス化できることに尽きる。主催者側からの一番の課題は「面倒な奴を角が立たないようにどう参加させないか」という事になるのだが、ブラックボックス化してしまえばかなり楽になる。そういう手合いが応募してきたら「満席だ」と返事すれば其れでおしまい。有無を言わせずに追い払うことができるだろう。状況が見えない以上主催者のコメントが全てなため、追求のしようもない。
 
 万一「募集をかけて大して日も経っていないのに満席なのはおかしい」とゴネてきたなら「別ルートで申し込みをかけた」とか言っておけばいい。その内自分はお呼びではないと察するだろう。そうすれば二度と現れる事はないし、勝手に逆ギレして醜態を晒して株価を落っことすかも知れない。 
 デメリットとしては他の参加者から見てもブラックボックス化されているのでどんな人間が出ているのかが見えずに不安になる事である。その対策にするには主催者の素性をある程度オープンにするか、ある程度の参加者情報を小出しにすることがベターだろうか。とにかく主催者としては「この会は健全で安全性も担保されてる」事をアピールすることに執着すべきである。

会期中・終了後において

 面倒な奴が本性を表すのが会期中であることは珍しい。特に初回は様子見に終始している。そのため、主催者の立場から(参加者の立場からもだが)その本性を見抜くことは困難である。たいてい猫を被った面倒臭い奴はXのアカウントか何かを交換して色々としでかすので苦情の申し立てが来るのは結構後になることになる。下手すると1ヶ月程度はかかることも珍しくない。
 もし、苦情の申し立てがあった場合は無警告で出入り禁止にしてしまうのが一番安全である。毅然たる措置を講じることができるという意思表示は健全な参加者の安心を担保することができるからだ。通告する際は苦情の申し立てがした人間が一人だろうと意趣返しを受けることを防ぐために、「貴方は複数の参加者から苦情の申し立てがあった為、今後一切の参加をお断りいたします。」とだけメッセージで通知するのが最善だろうか。逆恨みを防止するため、出禁にした事項は公表しない事が基本。余程悪質な場合は法執行機関にすぐに相談すること。逮捕は難しいだろうが、面倒くさい奴でもアウトローである可能性は低いので警告を打つだけでもかなり強力な一撃になる。被害相談に行った旨だけ公表するのもありだろう。

 個人的にはブラックリストを作成して、信用できる手合いと共有することをお勧めする。面倒くさい奴はとにかく行動が速い。事前にわかってしまえばいくらでも対応できるが、そうでなければ手遅れになる可能性が高い。

参加者の立場から

面倒臭い奴に絡まれないようにするために

 正直な所、現状の状態で一番確実な安全策は「オフ会に行かない」という事なのだが其れではなんの解決にもならないのでオフ会に参加する前提で話を進める。まず、参加する前に連携させる予定のSNSアカウントに鍵をかけるのは必須である。可能であればサブアカウントを用意したい。前段でも説明したが、参加者一覧が出ている時点で面倒臭い奴は品定めをしていると考えた方が良い。SNSアカウントは見られている前提で進めるのが最善である。可能性としては低いが主催者が面倒臭い奴の場合があるので主催者を信用するのもあまり賢い行為とはいえない。極力オフ会に行く際はアカウントは使い捨てるくらいの気概でいいだろう。

参加している時のかわし方

 いざオフ会に参加しているときは、面倒くさい奴かどうか判別するのは極めて難しいというのは運営側の視点からもそうだが、参加者側からも判別するのは困難である。確実に言えるのは連中は目ざとく接点を獲得しようと努力してくるので何とかしてSNS情報を獲得しようとしてくるだろう。
 鍵をかけるのは必須というのは話した通りなので申請が来てもあしらう自信が無いのなら躊躇なくはじいてしまうのが一番だろう。正直、そんな連中に会うことはリピーターにならない限り無いのだから。
 もし、あなたが他のまっとうな参加者と仲良くなりたいのならば、自分からフォローは選択すべきである。それならば良好に事は運ぶだろう。とはいえ、付け入るスキを与えないためにもどんなに気になる友人ができそうでも一回目のオフ会参加では二次会に行くのは賢い選択とは言えない。連中はここぞとばかりに狙ってくるだろう。

万一絡まれてしまった際の対処法

 さて、不可抗力で面倒くさい奴に目を付けられてしまった場合どうすればいいのか。自分の個人情報がどこまで把握されてるかにもよりけりだが、一番最善は相手にしないことである。徹頭徹尾無視するのが良い。SNSからDMが飛ばされることも多々あるが、無視しておけば面倒くさい奴は見込みなしと判断して勝手に消えることが殆どである。とにかく、絶対に返事をしないことが重要である。面倒くさい奴に対して「こいつにはまだ付け入る余地がある」と一回でも思わせたら最後なので相槌だろうと断りの文句だろうと返事をしてはならない。とにかく頑として無視を決め込もう。しつこいと思った時点でブロックしてしまえばいい。それで終わりである。

 とはいえ、せっかくできた友人関係を無下にしたくないという気持ちもあると思うので、それでもオフ会に行くのなら、主催者に通報することが重要だろう。第三者への被害通告は今後最悪の事態になった際にも有効なので自分に対して火の粉が降りかかってきている状況を積極的に知らせるべきである。警告ないし出禁措置を取ってくれる期待性も発生する。逆にいえば、そういう対応をなあなあで流された場合、守ってもらえるという考えは即放棄して逃げる手立てを打つしかないのが現状である。

 最終手段は法執行機関に訴え出る事になるのだが、とにかく相談した実績を積んでおく事が重要である。その際には相手方の情報を得る必要もあるし知識が別の方向で求められるのだが、それは別の話

嫌な話ではあるが、よくある話でもある。

 
 


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