【SDVX】しがない復帰勢のボルテ1年史【雑記】
どうも、EveGokurakuです。
普段は『Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス)』なるTCGを中心に嗜んでおり、それについての記事を書いている者です。
音ゲー記事第2回。前回はBPLS2 SDVX部門からMUSECAに切り込むという謎の記事でしたが、今回は一度やってみたかった自分語りライクの書き散らしです。
「へーボルテプレイヤーの端くれにはこんな奴もいるのかー」という気持ちでかる~く読んで頂ければ幸いです。
2022年
名古屋で行われたTCGの非公認大会終わりにタイトーステーションフェドラ大須店でMUSECAをやるみたいな事をやってた時期もありましたが、自分が腰を据えてAC音ゲーを再度やるようになったのは去年の末近く。
BPLS2のBeatmaniaIIDX部門が終わりSDVX部門が開幕する過渡期、久々にゲームセンターに行って遊ぶのもいいかもな…という感情だけちょっとずつ湧き上がってるような状態でした。
そんな折、都内某所でMUSECA7周年をお祝いする音クラが開催されると知り、折角だし自分の中に引きずっているMUSECA・当時のBEMANIに対する未練を断ち切るために行こうか…となって重い腰を動かします。
イベントを知ってから、現代のBEMANIの予備知識0で乗り込んでつまらない思いをするのも癪だしなあ…となり、今熱いらしいボルテを予習しておこうという運びで幾霜ぶりにボルテ筐体の前に。
そう、ここで初めて噂に聞くValkyrie Modelと対面した訳なんですが、明らかにデカい画面に120FPSのフレームレート、おまけにタッチパネルによるプレイ設定等、7・8年以上前にMUSECAの楽曲解禁で少しだけ触った時とは控えめに言って比較にならないプレイ体験が存在しており、久々に楽しい!真面目にやってもいいかも!と思えた訳です。
VM初プレイからお試しの20・30クレ程度までは、レベル9~11帯を予習し、肉体から完全に抜けて行ってしまったリズム感覚を取り戻す程度の事しかできませんでした。当たり前ですが、当時中高生だった頃の感覚が戻ってくる事はありません。
そんな最中、BPLS2 SDVX部門のドラフト会議を終え誕生した各チームのプロ選手たちが全国各地で活動を始める中でこんな情報が流れてきます。
プロ選手によるお悩み相談。
奇しくもMUSECA音クラの翌日という完璧な日程。
久方ぶりに触れるボルテを今までに無い形でより楽しむための切欠づくりとしてこれ以上ない完璧なイベントと判断し参加の決意をしました。
音クラを散々楽しみ、2018年にオンラインサービス終了を切欠に音ゲーを離れて以降ずっと燻っていたMUSECAへの未練に別れを告げ…
新たに踏み込むは当時波に乗り切れなかったボルテの世界。
プロ選手に選ばれる程の偉大なる大先輩からモラールを吹き込んでもらうべくいざ出陣。
これが俺。
ぶっちゃけこんな左右の判断もつかないような甘ちゃんなんてこの世に俺以外いないだろうし俺にプロ選手の言う事なんて理解できるのか…みたいな事を思っていたのですが、かねこ選手は親身に指導してくださり、練習楽曲も推薦してくださりと至れり尽くせり。
かねこ選手からの指導を受けた後も、当時のGAME PANICメンバーであるかいなる選手から精神面でのアドバイスを受けたり、かむアドバイザーからお話させて頂いたりと非常に価値のある時間となりました。
この時設定したボルテの目標は直近ではWobbleTangleFestival[EXH]としましたが、より先の大目標として定めたのはParadission[EXH]のクリア。
MUSECAを代表する曲かつ、公開練習の際に選手がPUCしていた(筈の)楽曲。BPLS2の視聴と並行して、8年来の夢を叶えるボルテの旅が始まりました。
2023年
Q1
本筋であるTCG業にリソースを吸われながらも、牛歩でクリアできる譜面の版図を拡大。
大体レベル13までクリアできるようになりました。
初めてスマートフォンでリザルト画面を撮影するという行為をするようになりました。
上記のMUSECAの記事を書いたのもこの頃。
Q2
BPLS2 SDVX部門も終わりを告げた頃。
新卒入社に伴う独り立ちにより、音ゲーが盛んな土地にしきりに立ち寄れるようになり、プロ選手の方々とお会いさせていただく機会も多くありました。
相変わらず本業のTCGにリソースは割かれつつも、少しずつパワーを貯め込んでいるような状態。
6月に1つ変化がありました。一つは赴任先決定に伴う異動。
ほんの短期間ではあったものの、多くの交流があり、勇気を頂く事が出来ました。
もう1つ、それはボルテコミュニティへの所属。
後程記述するKAC2023の項でもう少し突っ込んだ話をしますが、SDVX部門ファイナリストであるちひろ(*RASIS*)氏主宰のDiscordサーバーにお邪魔しました。
ある程度ちゃんとした譜面に触れられるようになってきた今こそ、少しでもボルテの事を考えられる機会を増やしてみたいと、目についた物に飛び込む事を決心。
結果としては、自分のボルテに対するモチベーションを大幅に向上する事に繋がりました。
他のサーバーメンバーとは大きく実力差があり、話の波長が完全には一致せずとも、質問への回答やアドバイス・リアクションに大きく勇気を頂く事が出来たため、このようなグループには所属し得でした。MUSECAの頃にも同じような場所があったら良かったなあ…
Q3
この頃にもなるとレベル16もクリアできるようになっています。
15以下との難易度に強烈なギャップがあり、一時は折れかける事もありましたが、何とかクリアできる譜面の版図を広げ続けられています。
Q4
そして今。
実生活の方は会社と反りが合わなかった結果退職して遠方から地元に戻ってしまい、赴任先のゲームセンターにあった1クレ84円の筐体を手放してしまうという痛手を負いましたが、ボルテは遂にIII時代の難易度区分で15に当たるレベル17まで到達。
あの日もう一度約束を果たすと誓ったMUSECAの曲たちと、機種を変えて再び相まみえる事となります。
…と言う訳で、目下の目標であったParadission[EXH]には500クレ以上積んだ今でもクリアの足元にすら及んでいません。
余りにも殺傷能力の高すぎる譜面たちに日々ズタボロにされ、あまり実感の無かったプロ選手の凄さを己の身を持って思い知っています。人によってはそんな感覚が既に薄れているかもしれませんが、普通衆人環視の中で17↑を1発PUC出来るプレイヤーはどう考えても人間ではありません(褒めています)。
それでも今の今までボルテを臆せずプレイし続けられているのは、他でもないプロ選手のボルテへの愛と積極的な活動のお陰なのだとしみじみ感じています。
KACの小話
そして、そんな最中に開催されたのがKAC2023。
過去に通しで観戦したKACと言えば6th KACのMUSECA部門ぐらいの物で、当時も「DDXっていう人が予選課題曲全曲金傑(PUCと思って貰って大丈夫です)したらしいぞ!?」ぐらいの情報しか入れてなかった(その後DDX氏のファンになりました)のですが、今回はファイナリスト全員の情報が事前に入った状態での視聴となり、準々決勝からの試合1戦1戦にも手に汗握る状態での視聴となった訳です。
特に応援していたのが以下の4選手。
〇ちひろ(C!*HERO)選手
上記の通り、自分が加入したボルテDiscordサーバーのマスター。
実はKACのエントリーネームの表記を提案させて頂いたのが他でも無くこの私なんですが、間違いなく自分のボルテキックオフにおいての英雄そのものであると思っています。
〇かねこ(KANEKO)選手
上記の通り、自分がまだ右も左も分からなかった頃に親身に指導をしてくださった、真の意味でのプロプレイヤー。BPLS2の活躍を経て、今やボルテ界のシンボリック的な存在にまでなっています。
〇みそび(350B1)選手
Tradzのファンイベントでお会いし、アドバイスを頂いた経験がある事、そして圧倒的な成長速度とスター性に惚れ込んだ事で応援したくなりました。
「俺もああなりたい」を集めて形にすると彼のような姿になるのかもしれません。
〇けい(7C)選手
実は2023年初頭に、静岡のゲームセンターで一度だけお見掛けした事があり、順番待ちを譲っていただきました。
後ろでプレイを見ていたのですが、それはもうとんでもなく上手い事。音ゲーの歴やVFを見れば周りの人間基本俺より上手いとなるのは必然なのですが、けい氏のプレイは当たり前のように1発UCPUCの連打。比較にならないぐらいの凄味があった印象が強く記憶に残っています。
こう言葉にしてみると「実際に交流があった経験のある人の名前を片っ端から挙げてるだけだろ」と言われそうな理由しか出てこないのですが、実際生でその姿を見るとすぐ応援したくなってしまう物です(勿論これはボルテというコンテンツに高い求心力があってこそだと思います)。
結果としては、決勝1戦だけ切り取っても最優秀楽曲でBlackY氏が10年越しの最優秀賞・圧倒的インパクトの特殊演出・初見1発でかねこ選手がけんご選手のスコアを捲り返しての優勝…と早朝なのに終始大声出っ放しの凄まじい体験でした。
歴が浅い俺ですらこれなので現地のファイナリストの皆様やKAC2013でマクバをその目で見届けたようなコアなファンにはどんな風景が映っていたのか…全く想像すらできません。こんな配信が無料で見られるんですか!?
おわりに
と言う訳で、しがない逸般復帰勢がボルテと過ごした1年の航跡でした。細々とした語りたい事はあるのですが、一旦ここで締めさせて頂きます。
果たして俺は今後定期的に追加されていくであろうMUSECAの曲たちをクリアできるのか、そして応援していた選手たちが躍動するBPLS3 SDVX部門はどうなってしまうんだ??という事で今後も楽しんでボルテが出来ると思います。
皆さんもFUNを忘れずに、来年以降もボルテを楽しみつくしましょう。
それでは。
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