間質性膀胱炎とわたし vol.1
膀胱炎、と聞くと、「尿の中に菌が発生して、膀胱が痛くなる症状」と、認識する人がほとんどだろう。
しかし、お腹が痛くなり、病院で膀胱炎の疑いが出て、尿検査をしても、まったく菌が見つからない、そんな膀胱炎もあるのだ。
わたしが、この間質性膀胱炎を発病したのは約15年前。
今まで、この病気について書いたことは、一度もない。
「病は気から」などと言われ、からだとこころのつながりは密接であることは、だれもが感じていることである。
だからなのか、どうなのか、よく分からないが、
からだについての話、というのは、やはり、とても、デリケートで、ひとによってとらえ方や考え方、感じ方がさまざまだ。
ましてや、原因不明の難病と言われているものなら、なおさら。
病気について、ひとから言われた言葉で、傷ついたこともある。
もしかしたら、わたしの言葉で、だれかを傷つけるかもしれない。
手術したものの、再発。
もはや、わたしの一部になってしまったこの病気について、わたしの思いを、自由に書きたい。
でも、書きたくない。
でも、書きたい。
そんな葛藤もありつつも、キーボードを打ちはじめているわたし。
どうも、これは、何回かに分けて、書いていくことになりそうです。
ここから先は
1,253字
¥ 400
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?