国内旅行体験記 #9
2021.3.8
書けば長くもなるし長くなるほどたいそうな理由もないが、とにかく先日、泊まることになった。
ネット予約したホテルへ向かって、てくてく歩く。
左手に見えてきた。おぉ、こんなとこにできたのか。ここは確か駐車場じゃなかったか。
コロナだ何だと言われつつ、建てたホテルもあるのだな。
1階はガラス張りのラウンジらしき仕様。カフェ仕様でお洒落感満載。
入口がない。入口。入口。
ラウンジを眺めながらホテルを通り過ぎるくらいの角にようやく入口発見。
フロントに行くと宿帳がタッチパッドになっていて、住所を書くのも郵便番号を記入すれば住所検索ができるようになっている。
こういうところのIT化は素晴らしい。
ホテルの説明を受ける。何、ここのラウンジでウェルカムドリンクが飲めるとな。
え、コーヒーは無料で飲んで良い?
関西人ポイント急上昇。
もともとチェックインしたらスタバにでも行こうかと思っていた。
外に出なくても良い。しかもタダ。快適。
アメニティは必要な分だけ取って部屋に持っていくらしい。
こちらも荷物最小限で来たので、有難く少しばかり頂く。
この茶色い封筒は何だろう。
「Personal Skincare Kit」
個人的なスキンケアキット。
髭剃りとか綿棒とかか。いや、それは別にある。この薄い封筒に入らない。
しばし悩んだが、もらってみることにする。
部屋に入って、思わず「うわめっちゃええやん」という声が出た。
とても落ち着いた色調の空間。壁に架かったインテリアも何ともお洒落。
角ソファとテーブルが最高に良い。これ良い。テーブルをこう使いたかった。
一般的なホテルは壁に面していてテーブルが細いのだが、この感じはとても気に入った。
自分の部屋もこうしたい。
こんな部屋なら昔のレポート作成もさぞ捗っただろう。
浴室はシャワーのみだが、さほど苦にはならない。
壁にある大きなひっかけがよく分からないが、多分バスタオルをかけるのではないだろうか。西洋風だろうか。適当に解釈して適当に納得。
引き出しを開けると、金庫が出てきた。
なるほど取られにくいようにすれば良いのだから、横開きにするだけが金庫ではないな、発想の転換だと感心。
テーブルの下に冷蔵庫がある。配置がものすごい考えられている。
個人的に「そう!その通り!」と思ったのはベッドサイドのスイッチだった。
日本語と英語の表示があるだけでなく、どこのスイッチかがアイコン風に描かれている。
これでたびたび発生する「ベッドランプをつけようとして部屋が真っ暗になる事件」が解決するのだ。
その割には写真撮り忘れた。
個人的なスキンケアキットはメイク落とし・洗顔料・化粧水・乳液のセットだった。
大変有難く使わせて頂く。
その後、ラウンジでちゃんとウェルカムドリンクとコーヒー(しかもネスカフェの何か凄そうなやつ)を飲んで満喫。
その割にはこれも写真撮り忘れた。
寝る時のパジャマもワッフル地の上下に分かれたタイプで、着心地も○。
とにかく、大満足のホテルだった。