ポータブルアトリエが、ほしい!
作家といえば、アトリエだ。
丸いめがね、コピックマーカー、石膏像、キャンパス、ジオラマ、、、表現をするために必要なもの、リラックスするために必要なもの、、、、創作活動にまつわるあらゆるものたちが控えていて、そこへ行けば創作に真っ向から向き合える、作家のサンクチュアリ。
アトリエを持つ作家はたくさんいるだろう。
しかしアトリエというのはは大半が、大々的に創作活動を行っている作家のものだ。
ペン、紙、小さな部品をしまっておくスチールのキャビネット、椰子の木みたいな観賞植物・・・アトリエに自分のお気に入りを集めて、真剣に作品に向きあい、作家は自己表現の可能性を少しずつ、広げていくんだろうな。わくわくしながら。
「この表現はどうだろう!」
「確かこういう文献があったよな・・・」
と自問自答しながら、錬成していくのか・・・
コーヒーを飲んで一息入れている時に思いついたものが、案外しっくりくることもある。
くつろぎと、緊張感がほどよくミックスされた、センスが光る自分だけのサンクチュアリ・・・!!
かっこいい!私もアトリエ欲しい!!やってるの落書きだけど、形から入りたい!
しかし私は実家暮らし自室なし。絵を書いたり文を書いたりする場所は、リビングだ。もしくは図書館、時に深夜のモスバーガーに繰り出すこともある。遊牧シロウト作家なのだ。アトリエ用としての部屋をパトロンから提供してもらえる望みは薄い。笑遊牧民は何を持っているか。パオをもってる。そうだ!持ち運べるアトリエを作ろう!
ポータブルなアトリエ。持ち運べてかさばらなくて、いつでもその場がアトリエになる。イメージは『かばんうりのガラゴ』のガラゴが持っている、かばん。救急箱がついていたり、ベッドになったり。おちゃをいれることもできる。道具もはいっていて、リラックスできるアトリエ。
ということでポータブルアトリエを作るべく、明日は理想のアトリエについて掘り下げてみよう。