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宅建試験 この時期にやったコト

令和4年度試験を受験しました。
9月の初〜中旬あたりにやったコトのひとつに、

「自分はドコを間違うか?」

という検証です。
この時期になるとけっこう希薄な分野であっても最低3周くらいは勉強してるコトと思います(むしろそれぐらいは進んでないと厳しい)。それでもドコができて、ドコができないのかを記録するコトなく進めてきた人は、このあとドコをやるのが正しいのかわからなくなります。

私は過去問演習でも、正誤を記録していたので、何度も間違える問題を拾い出し、苦手な分野を洗い出しました。
「法令上の制限」「宅建業法」等という4つの括りより細かく「国土利用計画法」とか「8種制限」、「手付」というような細目に分けて分析するのが良いかと思います。

宅建試験は「民法」が少し計算しづらいのと「税・その他」で少々の入れ換えがある以外、出題細目はほぼ固定されていますので、苦手部分を失点と仮定して減算していくと、自分の得点が概算できます。
残り1ヶ月ともなれば、全体を俯瞰的に過去問を流すのと、上記であげた苦手を精密に仕上げていく2本立ての学習で、私の場合

「宅建って10個間違えても合格やん。」

という心境に達しました。
普段はあまり自覚ないのですが、試験はかなり緊張するタイプなようで、フタをあければ38点で目標を2点下回り、それはそれで悔しかったです。それでも合格ラインに乗せた安堵感とでしばらくは複雑な思いでした。

少し話はそれましたが、言いたい事を整理すると、

①理解できている問題(論点)はやらなくていい。
②解らない問題(論点)は解るまでやらなければならない。

という事です。ただ言うほど簡単でないのは、これらの前提(①理解できている問題、②解らない問題)が自覚とは乖離しているという事です。本試験で「あれだけやったのに」とか、「解けるはずなのに」となるのはそのためです。なので直前期にはこれらの混濁も含めて整理するという煩わしい行程を踏まなければ得点を正しく読むコトはかないません。


1問1点という配点の意味を理解していない人は少なくありません。
部分点や採点者の気心は存在しませんから、1つの問題が1.1点や0.9点にはならないのです。なので加点するためには0点の問題を探し出して1点に修正するという作業の繰り返ししかないのです。

宅建試験はメチャクチャ厳しい試験なのは確かです。受験者のみなさんを心から応援しています。頑張ってください。

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