2024年振り返り
みなさま明けましておめでとうございます
昨年は思えば年初から失意の中にありました。
満を持して受けた3回目のマンション管理士に失敗し、狂った人生設計を立て直すところからのスタートでした。
他に受けた資格もマンション管理士という資格に肉付けをなすものと想定していたので、本命試験を落とした以上、すべて計画しなおさなければなりません。61歳になる年、果たして4回目を目指すコトが正解かどうかも迷いが生じてしまいました。
それでも人生は前に進めなければなりません。
すでに申請済の1月「消防設備士 乙種6類」はこちらも前年7月に実技がわずかに足りず落としているので連敗は避けたいところです。21日(日)兵庫工業高校まで重い足を運びました。本命受験の中学習はできませんので、期間も短く生ぬるくしかできませんでしたので自信も持てませんでした。消防設備士試験は自己採点ができませんし、実技においては採点基準が不明なため、2月の発表までは悶々としたものです。前回より手応えもない始末で不合格も覚悟しましたが、どうにか実技65%(合格ライン60%)で辛くも通過しました。設備士は初合格なので、これで資格者証ももらえるので喜びもありました。
2月はほぼ1ヶ月屋久島に出張していたので、もろもろ手続きが遅れてしまいました。
何でも挑戦しようと市の広報誌を見て「エイヤっ!」で応募した地元の「都市計画審議委員」の選任通知も来ていて、帰宅後慌てて受託の連絡をしたのを覚えています。
前年マン管のついでに受けた「賃貸不動産経営管理士」の登録実務講習もこの頃となりました。WEB講習が普及してきたのは時間効率が良く助かります。
さて、屋久島ではスキマ時間にトイドローンを飛ばして遊んでいたのですが、本格的にドローンも始めたく、国家資格を前提にした民間資格も3月の半ばに1泊で取得してきました。完全に想像を超えたむずかしさです。
民間資格は時間の許す限り再挑戦もさせてもらえたので、終了検定はなんとか合格にはしてもらえましたが、国家資格はもっと厳密だというので直後に予定していた受講を少し延期し、本格機も購入し、レンタルコート等で練習を繰り返しました。
この間、消防設備士も少なくとも自宅マンションにある設備は全般に点検できるだけの種類は獲りたくて乙種4類を検討していたのですが、ドローンの飛行種類のひとつ「FPV」に無線技士の資格が追加で必要との情報を得て、かつそれは消防設備士の甲類の受験資格ともなっているので、この際先に無線免許を獲ってしまおうと方針を切り替えました。
「三級陸上特殊無線」は1ヶ月もみっちりやれば獲れるというので、4月に最寄りの施設にてCBT試験をパスして、5月は予定していた4類の試験を延期し、代わりに同日(5/18:徳島)開催の7類を受け,合格しました。
甲類は受験申請までに無線技士の免状が必要なので、その申請やドローンの学科試験など相次いで続き、慌ただしくも充実した日々だったように思います。
5月末には「2等無人航空機操縦者」も取得できました。総合得点(100点から減点、終了時70点で合格)はギリギリだったと思います。
6月頭には無線の免状も整い、晴れて甲種4類の受験を申請し、折り合いよく7月21日大阪開催の試験に間に合わせる事ができました。
そして8月末の甲4の合格発表を受けてからはひたすらマン管のリベンジへと没入していきました。
事実はもう勉強する範囲もなく、とにかく腐らず試験での瞬発力を培うための反復に努めました。半年もあればかなりの範囲を忘れるので、前年の轍を踏む事を避けるための戦術を練り上げて臨みました。
ちょっとお腹も出てきたので、10月からは断食も始めて眠気を無くすとともに集中力も上げていくよう努めました。
直前期には効果を期待し、初めて酸素カプセルというものを体験もしてきました。
正確な事はわかりませんが血流が正常化するのか、その夜はぐっすり眠れて疲労もとれるので、よかったように思います。
できる事はなんでもと思っていたので、試験の前日午前中1時間を予約して受けてきました。
よく眠れた事を受けて、本試験は自分でも驚くほど緊張もせず、長文も冷静に読解できたようです。残り2択で迷った問題がことごとく正解していて、自己採点43と過去の不動産系資格を超えた最高の結果となりました。
年が明け2025年。当初の人生設計は少なくとも2年は遅れてしまいましたが、所詮スタートラインに立てたにすぎません。
息抜きがてら受けてきた住宅関連のセミナーにおいても、共同住宅の未来は決して明るいとは言えません。
自分自身の存在が価値のあるものなるかは、なおこれからの精進次第だと思います。
今年は春には民間の業界資格ながら「赤外線建物診断技能師」を獲ります。
サーモグラフィーカメラに特化した専門書はあまり見つからず、これはほぼ技能講習だと思っているので、当落は気にしませんが、終了試験次第では一応の資格者証が与えられるみたいです。
秋には資格としてのゴールとして「行政書士」を目指します。
自分に残された人生ではここが分岐点なのかなと思っています。
精一杯頑張りますので、同志よろしくお願いいたします。