【創作】実写化の難しさ
おはようございます!
毎日ネタ出しという企画に挑戦しているtakumaと言います。
昨日、実写版の『進撃の巨人』をアマゾンプライムビデオにて観ました。公開されたのはかなり前ですが、最近テレビアニメの進撃の巨人にハマっていたのでこのタイミングで見ることに。
率直な感想を言うと、「実写化って難しいな」です。つまりは、アニメを超えるような面白さではなかったといことですね。勝手に評論家気取りになってしまい申し訳ないですが、今日はその理由を自分なりに考えてみようと思います!
●理由「時間がない」
実写化、特に映画版の場合、作品の上映時間には限りがあります。今回、実写版の進撃の巨人は2作になっていますが、それでも5時間程度。その5時間であの進撃の巨人のストーリーを完結させようと思ったら、そりゃ難しいです。色々と原作と設定を変えなければ進行しない部分も出てくるでしょう。それが改悪と言われてしまうことに繋がってしまうのかもしれません。
物語をギュッと詰め込むことで、ストーリーに対する登場人物の動機が薄くなってしまいます。例えば今回のケース。主人公のエレンは、巨人を「一匹残らず駆逐してやる」と深く恨みを持っています。原作であれば、それくらいの恨みを持つ理由が描かれていますが、実写版ではそこまで深くは描かれておりません。むしろ、巨人に対する恐怖の方が強く描かれているようにも感じました。
なので、「駆逐してやる」という同じセリフがあっても、どうしても原作を知っている人からすれば薄く感じでしまうのかもしれません。
個人的には面白いなと思うこともたくさんありました。
原作と巨人が誕生した理由が違うのです。ネタバレになるので細かくは省きますが、その理由を深めていけば結構面白そう。進撃の巨人の別次元の話として、ちゃんと面白い作品になりそうだなと思いました。
しかしそこは実写版。撮影には莫大な時間やお金がかかります。それを考えれば、あの形で終わってしまうこともしょうがないでしょう。
アニメや漫画の実写化が難しいと言われる理由が何となくわかりました。
お金や時間の成約があり、深みを出すことが難しいのです。
逆を言えば、原作から多少ズレようとも、深みを出せば別次元の話として面白くなるのかもしれません。事実、実写化のDEATH NOTEが面白いのはそこら辺に理由があるのかも。
もちろん実写化しやすい作品とそうでない作品はたくさんあります。
今回の進撃の巨人も、かなり難しい作品だったでしょう。そんな中で、あのようなスケールの大きな撮影をしたスタッフさん並び、キャストの皆様は本当に凄いと思います。
そこには敬意以外ありません。
これからも様々な作品が実写化されていくでしょう。その中に、少しでも深みのある作品が生まれることを期待します。
ということで、今日は生意気なことをたくさん書いてしまいましたが、素人の戯言としてご覧いただけると幸いです。
それではまた明日もよろしくお願いいたします!
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