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生存確認する方法を見つけてしまった【失恋から立ち直る方法●】[2024/10/30]


※最初に断っておく。ちょっとこの記事、粘着系で気持ち悪いと思う人もいると思うので、執着する人は気持ち悪いと思う人は回れ右をして読まないで欲しい。

前回の続き。
日曜日、私が明け方に書いてBの彼に送った超大作、読むことは約束してくれたけれど、既読がついたらもう返事はないだろうと思っていた。

あまり気にしないようにしていたけれど、選挙の投票に行って帰ってきたら、夕方既読がついていたので、ああ、もうこれで彼とは終わりなんだな…と感傷的な気分になってきた。
(睡眠不足で前頭葉がやられているのもあると思う。)

丁度、体調の波的にもあまり良くなったので、もうあとはほぼゴロゴロ半分寝て一晩過ごした。それで朝にはスッキリのはずだった。

真夜中、いつも覚めない時間にふと目が覚めた。
時間を見ようと思ってスマホをちらっと見たら、返ってくるはずないと思っていたBの彼からのメッセージ通知が入っていたので咄嗟に開いて見てしまった。

そこには、私の長文を読んで、それに対して感じたことが素直に書かれていた。これまで直接会って話していて、私が自己開示して何とか彼の真意を聞き出そうとしても、どうしても彼の中の何かが邪魔をして私の前だとなかなか口が重くなってしまっていた彼が、最後になって初めて心を少し開いて言葉を返してくれたと、私には感じられた。そう思ったらまた涙が出てきた。

私の送った詞へのアンサーではないけれど、私の詞へのポジティブな感想と合わせて、彼が昔作った作品も送ってくれた。彼は自分の声あまり好きでないと言っていたけれど、いいじゃんって思った。皮肉れているけれど、やっぱり根はすごく素直な人に感じられた。でも彼が言うように、彼の中の何かが末期なのだ。死にたくないのに諦めて生きている。どうしてああなってしまったんだろう…。その問いの答えにはたどり着けなかった。

さよならという結論は変わらないのだから、ここまで1週間自分が傷つかないように収束に持って行っていた感情をこうやって溢れさせることは、痛みを増すことにしかならないような気もする。
でも、全く期待していなかった形で、今までどうしても掘り起こせなかった彼の一面を見ることができて嬉しかった。

ネットストーカーをするつもりはないのだが、結局その作品に作者の名義がついていて、どうしてもクリエイター聴きする自分としては、その名義でつい検索をし、芋づる式に彼が世に放ったものたちを見つけてしまった。これが今の世の中できてしまうんだなぁ。だから私も時々エゴサーチするけれど。それで突撃したりとか、どうこうする訳ではないのだけれど…。
でもまあハッキングとかしてる訳じゃなく、ちゃんと配信されているものだから、別に問題ないだろう。

春の沼落ちした彼とさよならしたとき、彼の生きる痕跡がもう見れないというのが地味に辛かった。(彼は職業的に?SNSの類を全くやっていなかったようだ。)友達として出会えていたら、繋がったまま普段は連絡取らないとかできるのに、婚活界隈の別れってこれまで気軽に取っていた連絡がスパッと取れなくなることが私は辛かったりする。
あ、ちなみに沼落ち彼は、「LINEは消さないし、ブロックもしないし、消さなくていいけれど、連絡して来ないでね。自分が辛いから。」的なことを最後に言っていたので、その約束を私も守っている。
(万が一、闇落ちしたら何か送り付けるかもしれんと言って、実際4月に長文を2回ぐらい打ちかけたけれど、結局送らないまま済んでいる。)

だから、生存確認できる方法が見つかってちょっとだけ安心した自分がいる。危ない思考なのかもしれないけれど、そこまで執着している感じでもなく、今後はたまにしか覗かないと思う。

多分なのだけれど、やっぱり彼の位置づけは、人生のパートナーとは違うようにも思っていて、どちらかというと趣味友にしたいような感じ。
話したり、サブカル的な話をするにはいいんだろうけれど、同じ方向を向いて歩ける人ではないんだな。残念ながら。
いいなとは思うんだけれど、向上心的な部分が決定的に違う。
最近の記事にしたように、私にとっての向上心とは何ぞや?むしろ自分が頑張るなら、頑張らない人と一緒に居た方が楽なのでは?とまで思ったものの、やっぱり引っかかるポイントではあった。

以前、内田也哉子さんが夫婦とはお互いを見つめては駄目、同じ方向に向かって並んで歩くイメージで丁度良いみたいなことを書いている記事を見たことがあり、なんだかすごく納得感があったのだ。

最初のデートで、Bの彼が、「似ている(詞を書いたり)っていうのはどうなんだろうね・・」と呟いていたのを思い出す。
若気の至りとか、それこそ十数年前にネット上でしていた交流の中で出会った知り合いの1人みたいな出会い方だったら全然違っただろうけれど、リアルで先に出会ってしまって、内面を見るという経験は初めてだ。

とても文章や言葉選びが上手な人なので、絶対何かどこかで表現活動はしているだろうなと思っていたけれど、いざ成果物を目にしてみると、やっぱりな、と思った。ただ、本当に私が触れてこなかったジャンルに傾倒している人なので、自分の世界を広げるためには参考になりそうだ。

まあ、私だってこうやって、半分匿名みたいな形で言葉を綴ることが生きがいのひとつな訳で。似てるところがあったのは認めざるを得ない。

とりあえず、新しい相談所に入会手続きしたり、準備が整うまでは、直近で婚活的なお見合いやデートの予定が一旦なくなったので、久しぶりに会いたいと思っている数少ない友人に声をかけたり、春に会う予定だったのにコロナに罹って会えなかった人とリベンジの予定を入れたりなどしつつ、寂しいという感覚を感じないように調整している。

なにより、毎日毎日仕事が忙しい。げんなりするぐらい次々業務がある。
だからこそ、このまま流されるように仕事仕事の人生で良いのか改めて迷ったこの半年の婚活ライフだった。
この間、丁度会社の研修でキャリアを考える時間が与えられたので、その時に気づいたことなどもまた記事にしたいと思う。

仕事だけじゃない人生にできるよう、良い時間を過ごしていけたらいいな。

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