少女☆歌劇レヴュースタァライト 第10話 されど舞台はつづく The Show Must Go On 分析

今回は第10話です。


完全ネタバレ有りで書いて参ります。


既にアニメ本編を通しで1回以上ご覧になった方向けの解説となりますのでご了承下さい。


◇◇◇


それでは参ります。

第10話の構成はAパートが日常回のようになっていて、Bパートで一転してレヴュー最終日 レヴュー・デュエットという展開です。
Aパートにレヴューシーンが無い分、Bパートに入って以降は終始緊張感が流れ、息をつかせぬ迫力でエンディングまで観せていくだけの勢いを生み出しています。

今回は2対2の変則レヴューで華恋とひかりの名乗り口上は普段と異なるものになっています。
一方で真矢、クロディーヌは口上自体は変わっていません。(厳密にはアニメ本編中でクロディーヌの口上はこの1回しかないのですが)
この理由は私が考えるに口上の最後に首席、次席と付けているのをより強調するためではないかと思います。
二人の立場をより明確に示した上で、99期生で第1位、2位の実力を有する彼女たちに華恋、ひかりが立ち向かっていく構図が画面上で分かりやすく描かれることに繋がっています。

私自身、レヴューシーンに限って言えばレヴュー・デュエットは最も印象的ですね。
それまで通りに4つのレヴューを同時進行で次々映していくのではなく、優勝の可能性が残る4人を2チームに分けての闘いを描くことを通じて殺陣も、Star Divine の間奏での各キャラクターの台詞も他のレヴュー以上にスケール感を増して我々に訴えかけていると感じられました。

以上、第10話の分析でした。

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