伝えたいこと。
退院から1週間ほど経過して、少しずつ日常を取り戻しながらゆったりとした毎日を送っている。
ネイルを変えたり髪を切ったり、かわいい服を着てみたり。
好きだな〜と思うことはいつもと変わらなくて少し安心もしている。
まだ、めまいや立ちくらみがなかなか良くならないことに悩んでいるけど、それはもう少し休んだ方が良いという合図だと主治医の先生に言われて少し肩の力が抜けた。
今回のことは私が持っている性質が引き起こしたことで、何が原因とか誰が悪いとか、大きな出来事があったわけではなくて、ただただ環境の変化やスピードについていけなかった。
環境が変わるということは出会う人も増える。
価値観が合わない人も出てくる。
私は心無い人がとにかく苦手で、一挙手一投足にいちいち傷つく。
世界が広がって、そんな人をぐっと堪えて乗り越えなければいけない場面にたくさん遭遇した。
心を殺して進んだ先に幸せが待っていると信じていたけどどうしても見つけられなかった。
全部壊れてみて、初めて私にとって「幸せな生き方」とは何だろうと自問自答している。
まだ明確な答えは見つかっていない。
ただ。
今思うことは、エバグラを頑張り続けたいし、チームのみんなのお手伝いもしたいし、格闘技の発展にも微力ながら貢献したい。
やりたいことをキャパオーバーにならず、自分のペースでやり続けたい。
いつか、自分のことをちゃんと好きになって、人からの評価に振り回されずに生きてみたい。
大切な人たちに幸せを貰ってばかりじゃなく、私も幸せをお裾分けできるくらいになりたい。
「これからどうしたい?何でも協力するよ。」
「またこうやって話せて本当に嬉しい。ありがとう。負担かけてごめんな。」
「死んじゃうんじゃないかって不安でたまらなかった。」
退院して喜んでくれるみんなの言葉が嬉しかったり、申し訳なかったり。
それでも「私、ここに居て良いんだな」と思えて心が軽くなった。
本当にありがと。
大波に溺れかけて全然息ができなくて辛くて孤独でもうダメだと思ったけど、みんなのおかげで全身の力がふわっと抜けて思考も視界もクリアになって少しずつ呼吸が整ってきた。
そんな感じの9月終わり。
SNSでもたくさん温かいメッセージをいただいて救われました。
ありがとうございます。
みんな大好き。