Mr.Children最新作 『記憶の旅人』 その日の内感想

おおよそ一年ぶりのシングル?

 『SOUNDTRACKS』以後、ミスチルが映画のタイアップとして出した二作、『永遠』、『生きろ』。以前のノートで述べた通り、私はこの二作は正直あんまり好きではないです。
 ザ・タイアップミスチルという感じで、歌詞もそんなに捻ってるように思えないし、長い割に長い良さが出ていないし、ギターバンドサウンド薄いし。
『miss you』が控えてたから出せたってのもあるんですかね。
 特に『永遠』は一度追い出したコバタケを再招集するという謎行動。正直『しるし』や『365日』の焼き直しとしてしか聴けなかったです。
 ただ、今回もう一回聴き直したらメロディーは結構良いですね。「凄いスピードで逝ってしまう君に」とか「たとえ神様であっても死ぬまで許さない」とかの歌詞は未だに正直、まぁ…と思いますが。

記憶の旅人

 まず、再生時間が目に映る。6分30秒。『永遠』より長いね!?スピッツの『美しい鰭』二周できますよ。まあ映画の後に流れることを想定すれば、そこそこ長いのは悪いことではないんですけどね。
 音は良いですね。『SOUNDTRACKS』で参加してたサイモンさんが今回も関わっているらしい。さすがのストリングスです。
 『永遠』よりはアコギとエレキの両サウンドを感じます。味付け程度ですけど。大サビ前の加速するドラムが良いですね。
 サビに入るとこでちょっとダウンするところが癖になりそうでならないような…。今後繰り返し聴いたら変わってくるような。
 歌唱はまあいつも通り。ライブでファルセットがきつそう。
 歌詞はまあ、普通ですかね。映画と連動してるんだろうなあ、というぐらい。

総括

 初日時点では、やっぱりよくあるタイアップバラードという感じです。曲はとはいえ何度か聴くことで輝いてくるものですが、もう一回聴いてみようかなーという気にあんまりならないので危険かもしれません。
 とはいえ最近のミスチルは結構活動的なので、これからも元気にたくさん活動してほしいですね。それでは。


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